[レビュー]DELL Inspiron 13 7000は1kg以下の持ち運びに便利な超軽量モバイルノートパソコン
性能も良くて高速に動作するので、サクサク快適に動作します。
さらに映りの良い広視野角の液晶も搭載されていて、リーズナブルな価格設定になっているので、コストパフォーマンスが高いノートパソコンと言えます。
実際にDELL Inspiron 13 7000を使ってみましたので、レビューをご紹介します。
詳細はこちら → DELL inspiron 13 7000
このページの内容
1kgを切るとても軽いノートパソコンだから気軽に使えて持ち運びにも便利
Inspiron 13 7000は、1kgを切るとても軽いノートパソコンです。片手でも楽々と簡単に持ち上げることができます。軽いとうれしいですね。

これだけ軽いと、自宅やオフィスで場所を変えて使うのも楽ですし、カバンに入れて出張に持って行ったり、カフェで使うのも簡単にできます。特に最近はテレワークでノートパソコンを持って自宅とオフィスを往復するということも増えていますので、持ち歩きに便利な軽さというのはとても魅力的です。
軽いと強度が心配になるかもしれませんが、材質はマグネシウム合金となっていて、軽さを実現すると同時に耐久性も高くなっています。
厚みも抑えらえていて、とてもすっきりとした感じがします。本体が薄いとかっこよく見えます。仕事をしていても、デキルビジネスパーソンに見えそうです。

下の写真では、A4ノートの上にDELL Inspiron 13 7000を重ねてみたところです。A4ノートの端(青色)が少し見えています。

サイズはA4ノートとほぼ同じ大きさですが、PCの横幅はA4ノートよりも少しだけ大きく、奥行方向はA4ノートよりも小さくなっています。13.3インチのサイズですが、ディスプレイを取り囲むフレームが細くできているので、従来の13.3インチノートPCよりもコンパクトにできています。

私が実際に使っているビジネスカバンにA4ノートと一緒に入れてみました。 A4ノートとほぼ同じ大きさなので、違和感なく収まります。他の資料とも一緒にスッと入り、楽々持ち運ぶことができます。

出張に持って行ったり、テレワークでPCを持って自宅と会社を移動するのにも便利です。長距離を移動することがあっても、疲れにくそうです。

サクサク動く高い性能で外出先での時間を無駄にしない
Inspiron 13 7000には最新のIntel製CPUが搭載され、メモリは8GBまたは16GBとなっています。ストレージは最も高速に動作するタイプのSSD(PCIe
NVMe M.2)が搭載されていて、非常に軽快に動作します。
高い性能を持っているため、インターネットやメールをしたり、Officeソフトを使った書類作成などはもちろんのこと、幅広い作業が快適に動作します。外出先にノートPCを持ち運んで使う場合でも、サクサクと動作するので仕事が進みそうです。
ディスプレイを開くと自動的に電源がONになるようになっていて、わざわざ電源ボタンを押す必要がありません。少しの時間も無駄にせずに作業に取り掛かることができます。
爽やかなデザインだから、仕事にもプライベートにも馴染む
DELL Inspiron 13 7000は、マグネシウム合金でできたシルバーのボディの質感がとても良く、清涼感があってとても爽やかです。仕事でもプライベートでも、うまく馴染んで使えます。

キーボードもシルバーで統一されています。ディスプレイのフレームは細くなっていてスッキリしています。本体は厚みが抑えられていてスリムなので、かっこよさが感じられます。

安心のセキュリティ機能
指紋センサーが搭載されています。このセンサーは電源ボタンとしても使います。電源を入れるときはボタンを押し、指紋認証の時は指をそっと添えて使います。他人に勝手にPCを操作される心配がなくなります。
カメラは搭載されていますが、顔認証には対応していません。
Windows !0 Proを選択すれば、ストレージ全体の暗号化にも対応できるので、よりセキュリティが強固になります。万が一盗難にあってもデータを盗み見られる心配がほとんどなくなります。

マイクとスピーカー、プライバシーを守るカメラを搭載し、テレワークやリモート会議にも使える
DELL Inspiron 13 7000では、カメラとマイクがディスプレイ上部に搭載されています。

カメラレンズのすぐ上にはレバーがあって、左右に動かすことによってレンズにカバーをかけることができます。カメラがあると何となく見られているようで落ち着かないという場合出も安心です。また、ZoomやTeamsの設定を間違っていて気がつかないうちに丸見えになっていた、というようなことを防ぐことができます。
スピーカーはキーボードの左右に1つずつ搭載されています。ノートパソコンとしては大きめのスピーカーです。

このように、カメラとマイク、スピーカーが搭載されていますので、TeamsやZoom、Skypeなどのビデオ会議ソフトを使ってテレワークやリモート会議にも、しっかりと対応することができます。
スッキリしていて映りの良いディスプレイ
ディスプレイ周りのフレームが細いので、とてもすっきりとした印象があります。あか抜けた感じで、かっこいいです。広く使えて画面に集中できるので、作業を進めるのにも良い影響がありそうです。
色域が広く(sRGBカバー率は99.5%)、豊かな色彩表示が可能です。画像や動画をしっかり楽しむことができるでしょう。また、写真や動画の編集、デザインなどのクリエイティブ系の作業にも適したディスプレイです。

広視野角の液晶が搭載されていて、どの角度から見ても色調に変化がなく、映りの良いディスプレイとなっています。IPS液晶に相当するものだと思われます。

キーボード
キーボードは以下のようになっています。右上の何も文字が書かれていないボタンが電源ボタン+指紋センサーとなっています。

キーボードの左側です。特に気になる点はありません。

キーボードの右側です。スペースキーの両隣のキー、Enterキー、Shiftキー、Backspaceキーと各左隣りのキーがくっついているのが気になりましたが、入力してみたところ、特に打ち間違えることはなかったので、問題なく使えると思います。

キーボードを拡大したところです。キーを押したときの深さやキー同士の間隔は問題ないです。

タッチパッドです。

バックライトにも対応しています。セミナーやプレゼンなどで照明を落とした場所で作業するときや、夜行バスなどに乗るなど暗い場所で作業をすることがあっても大丈夫です。

Windows 10 Proも選択可能でストレージの暗号化機能や仮想化技術を使える
OSはWindows 10 Home、またはWindows 10 Proを選択することができます。
一般的な用途であればWindows 10 Homeで全く問題ありません。
Windows 10 Proでは、Windows 10 Homeの機能に加えて、bitlockerと呼ばれるストレージの暗号化機能や、Hyper-Vという仮想化技術などの機能が使えるようになります。
bitlockerはストレージ全体を暗号化することができます。万が一パソコンが盗難されたり紛失してしまったりしてストレージを抜き出されても、暗号化されているためデータを読み出すことができません。セキュリティを高く保つことが可能になります。仕事のデータを保存していたりするなど、機密性の高い情報をたくさん扱う場合にはあると役に立つ機能です。
Hyper-Vはプログラミングを行う場合にあると便利な場合があります。VMwareなどの仮想マシンのようなもので、プログラムを書いて動かしたい場合に良く使われます。
使い勝手の良いインターフェース
インターフェースはよく使うものが搭載されています。周辺機器との接続に困ることはあまりないでしょう。
まず、HDMIポートが搭載されていて、プレゼンに使うことができます。出張などでプレゼンをするときにも困らないので安心です。
USBポートは一番普及しているタイプのUSBポート(USB3.2)が2つと、USB Type-Cポート(Thunderbolt 4)が1つ搭載されています。

SDカードスロットもあります。micro SDカードに対応しています。

プレゼンに対応したりモニターを追加して作業ができる
HDMIポートが搭載されているので、プレゼンにも問題なく対応することができます。HDMIケーブルを直接させるので便利です。

実際、PCとモニターをHDMIケーブルで接続してみました。下の写真のように、問題なくPCの画面を表示することができました。

また、PCと同じ画面をモニターに映し出すだけでなく、ディスプレイを拡張し、PCのディスプレイとモニターの2つのディスプレイで作業することも可能になります。
より画面を広く使えるようになるので、複数の作業を並行して表示することが可能になり、作業効率が良くなります。
ACアダプター
ACアダプターです。
ACアダプターは手のひらサイズのものになっています。持ち運ぶのも問題ありません。
ACアダプターとケーブルをあわせた重さは305gとなっていました。
性能と仕様の確認
DELL New Inspiron 13 7000の仕様と性能は以下のようになっています。
OS | Windows 10 Home / Pro |
---|---|
CPU | Core i5-1135G7 / Core i7-1165G7 |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | SSD 256GB / 512GB / 1TB |
ディスプレイ | 広視野角 フルHD(解像度:1920×1080) |
グラフィックス | インテルIris Xe NVIDIA GeForce MX350 |
サイズ | 13.3インチ |
タブレット変形 | - |
光学ドライブ | - |
SDカード | micro SDカードスロット |
有線LAN | - |
無線LAN | ○ |
指紋認証 | 〇 |
USBポート | USB3.2×2 USB Type-C × 1 |
HDMIポート | 〇 |
Office | 選択可 Microsoft Office Home & Business Microsoft Office Personal Microsoft Office Professional |
重さ | 約0.99kg |
今回のレビューで使用したDELL Inspiron 13 7000の主な仕様は以下の通りです。
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i5-1135G7
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 256GB
グラフィックス:インテルIris Xe
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-1165G7
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 1TB
グラフィックス:NVIDIA GeForce MX350
OSはWindows 10 HomeまたはProから選ぶことができます。普通の使い方であればWindows 10 Homeで全く問題ありません。ビジネスで使用したり、セキュリティを高めた使い方をしたい、リモートデスクトップでネットワークを介してWindowsにログインしたいというような場合はWindows
10 Proを選択してみてください。
CPUはCore i5またはCore i7を選択できます。Core i5であればスタンダードな性能、Core i7を選択すればより高い性能を発揮できます。ネット、メール、Officeソフトを使った書類作成などの用途であればCore
i5が良いでしょう。とても快適に作業が進みます。負荷のかかる処理をするのであれば、Core i7を選択しても良いでしょう。
メモリは8GBまたは16GBとなっています。8GBあればほとんどの場合大丈夫です。
CPUにCore i5、メモリ8GBという構成は鉄板で、この構成を選択する人はとても多いです。
SSDはPCIe NVMe M.2接続のものが搭載されていて、とても高速に動作します。パソコン自体の起動やアプリの動作、データの読み書きが速くなります。
グラフィックスはインテルIris Xe、もしくはNVIDIA GeForce MX350から選択できます。インターネットやメール、SNS、Officeソフトを使うといった一般的な用途やライトなゲームプレイを楽しむということであれば、インテルIris
Xeグラフィックスで全く問題ありません。
もし、OpenGLというグラフィックスの性能を必要とする作業を行うのであれば、NVIDIA GeForce MX350を選択すれば良いでしょう。下のベンチマークの項でも解説していますが、インテルIris
XeよりもNVIDIA GeForce MX350の方がOpenGLのスコアが高かったです。また、GeForce MX350搭載モデルでは、グラフィックスをインテルIris
Xeに切り替えて使うこともできるので、幅広い用途に対応したい場合にも良い選択肢になります。
Officeは3種類から選ぶことができます。Office Home and BusinessにはWord、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookが入っています。Office
PersonalにはWord、Excel、Outlookだけとなります。Office ProfessionalはOffice Home and
Businessに含まれるソフトに加えて、データベースソフトやDTPソフトが加わります。プログラミングやデザインなどの作業を予定している場合には、こちらを選択してみてください。
ベンチマーク
Passmarkというソフトを使って、CPUとストレージのベンチマークを測定しました。測定に用いたパソコンのスペックは、この上の性能と仕様の項を参照してください。
まずCPUです。スコアはCore i5、Core i7ともに高い値となりました。Core i5とCore i7を比べるとCore i7の方が高い性能です。一つ前の世代のCPUであるCore i5-10210Uが8400程度のスコアを示すので、それと比較すると約20%以上高性能です。とても高速な処理が可能です。
続いてストレージです。スコアは18690となり、非常に高速な動作が可能となっています。パソコンの起動や終了、アプリの動作やデータの読み書きが高速化されます。

最後にグラフィックスの性能です。OpenGLに関して、NVIDIA GeForce MX350のスコアが高かったです。
OpenGLの性能を必要とするソフトウェアを使う場合はGeForce MX350を選択すれば良いでしょう。一般的な用途(インターネット、メール、動画視聴、WordやExcelを使った書類作成など)の場合や、特にグラフィックスの性能を必要とする作業を行わない場合は、インテルIris Xeを選択すれば良いでしょう。価格も抑えられて購入しやすいです。

外観のチェック
DELL Inspiron 13 7000の外観をチェックしてみましょう。
ディスプレイを閉じたところです。清涼感のあるカラーが良い感じです。
13.3インチの大きさなので場所をとらず、厚みが抑えられているのでスッキリしています。
ディスプレイを開いたところです。ディスプレイのフレームがスリムで、スッキリした外観です。
キーボードです。
後ろ側から見たところです。
各側面の写真です。
まとめ
DELL Inspiron 13 7000はコンパクトで軽く、よく使われるポートもしっかり搭載されていて、外に持ち出して使うのも安心です。
性能も良く、サクサク快適に使えるのでサッと取り出してすぐに作業に取り掛かれるのも良い感じです。デザインがシンプルなのも良いですね。
詳細はこちら → DELL inspiron 13 7000(直販サイト)
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