MacのノートPCの画面を安全にロックする方法
トイレなどで席を離れる際、 ノートPCの画面をロックしておくと誰かに勝手に操作されたり、データを盗み見られたりすることがなく安全です。では、Macのノートパソコンではどのようにして画面をロックすれば良いのでしょうか。
スリープ時の設定を行う
画面を確実にロックするためには、環境設定を行う必要があります。まず、アップルメニューからシステム環境設定を選択します。
「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
下のような画面が開くので、「スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求 開始後」の箇所を「すぐに」に設定します。
アップルメニューから「スリープ」を選択するとPCがスリープします。
何かキーボードを操作すると、パスワードを入力する画面が表示されます。パスワードが一致しなければロックを解除できないので、Macの操作をすることができなくなります。
このように、離席時にはスリープするようにすれば、画面をロックしてパスワードを入力しないとパソコンの操作ができないように設定できます。
しかしこの方法は1つだけ心配な点があり、もし誰かがパスワードを知っていたら簡単にロックを解除されてしまうということです。それを防ぐためにはMacbook
Pro Late 2016モデルから搭載されたTouch ID(指紋認証機能)を利用するのが確実です。
Touch ID(指紋認証)で自分しか解除できないようにする
Macbook Pro Late 2016モデルからは、Touch IDと呼ばれる指紋認証機能が搭載されました。 Macbook Pro Late 2016モデルのレビューにも詳しく書いていますが、ロックの解除だけでなく、Apple Payを使ったお金の支払いやiTunesやApp Storeでも利用することができます。セキュリティがとても高くなる上に、面倒なパスワード入力作業が指紋のワンタッチで代用できて操作性も向上します。
画面のロックを解除するためのTouch IDの設定は以下のようにします。まず、アップルメニューからシステム環境設定を選択し、Touch IDをクリックします。
以下のような画面が開きますので、「Macのロックを解除」にチェックを入れます。それ以外のものにチェックを入れても構いません。
これで、ロックの解除をする際にパスワードでなく指紋認証で実行できるようになりました。
実際に、上で紹介したスリープモードにすると次の写真のように指紋認証機能が働くようになります。
これで安心して画面をロックすることができるようになります。