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持ち運び用のノートパソコンの最適なメモリ容量は?




出張用のモバイルノートPCに必要なメモリ容量はいったいどれくらいでしょうか?メモリ容量が多いと快適なんだけど高くなるし、少ないと安くはなるけど動作が不安だし、という気持ちになりますよね。では、いったいどれくらいの容量が最適なのでしょうか。



メモリが少ないと動作が遅くなる


今販売されているノートパソコンのメモリは大きく分けて3種類あります。1つは8GB以上のメモリ、それと4GB、そして2GBのメモリです。


8GB以上のメモリが積んである場合は、ほとんどの場合について問題なく処理ができると思います。よほど負荷のかかる処理をしなければ、通常は8GBもあれば十分快適に使えます。


一方で、低価格のノートパソコンや10インチ以下の小型ノートPCなどでは、2GBのメモリしか搭載されていない場合があります。2GBしかメモリがないと、動作が遅いと感じることが増えるかもしれません。というのも、通常はOSを起動しただけで1GBはメモリーを消費します。そうすると残りは1GBくらいしか使えるメモリがありません。実際はもうちょっと少ないですので500〜700MBほどでしょうか。


こうなってくると、メールなどの負荷のかからない作業くらいだとギリギリ大丈夫ですが、ネットをしていてもたくさんのタブを開いたりすると、動作が不安定になってくることがあります。


どんな場面でも安定的に使いたいというのであれば、4GB以上のメモリを搭載することをおすすめします。


予算に余裕があれば、8GB以上のメモリを搭載しておくと、より長く快適に使用することができるようになります。



ブラウザ、メーラーなどのソフトウェアはだんだんメモリを食うようになってきている


インターネットをする時のブラウザやメールを読むメーラーなど、パソコンで使用するアプリは、バージョンアップのごとにメモリを消費するようになってきています。また、OSも数年に1度アップグレードされていきますので、使用するメモリも増えていく可能性が高いです。


バージョンアップやアップデートは頻繁に行われていますので、最初は良くても使っているうちにメモリ使用量が増えてしまっている、という事態も起こりえます。


ネットやメール、Officeでの書類作成は軽い処理ですが、バージョンアップによって購入当初よりもメモリを使用するようになってきます。


そうならないようにも、メモリは4GB以上の余裕あるものを選ぶと良いと思います。



メモリが少なくて失敗したビジネス現場での経験談


以前、会社のノートパソコンを持って顧客先で自社のソフトウェアを顧客にお見せする機会がありました。購入を検討されているお客様で、一度デモをして見せてほしいという依頼でした。そのとき、たまたま社内で出張する人が多く、社内のノートパソコンが出払っていて、私が持っていけるノートパソコンは型落ちした旧型のノートパソコンだけでした。


仕方なくそのノートPCに自社のソフトウェアをインストールしてみて動作を確認してみたところ、とにかく遅いのです。何しろ旧型なのでメモリ容量が少なく、CPUも古い。


ソフトウェアの進歩は早く、自社のソフトもメモリを多く必要とするものでした。当然メモリ使用量が、搭載しているメモリ上限近くになっていて、スムーズに動作してくれませんでした。


「仕方ないな。まあ、動作確認できるからいいか。」


という半ば開き直りのような気持ちでお客さんのところに伺って、デモンストレーションを行ったのですが、やっぱり動作がとても遅く、お客さんに「このソフト遅いねぇ」と言われて、とても印象が悪くなってしまいました。


ノートパソコンのスペックが少々悪い、ということを伝えたのですが、逆に「そんなことでいいの?」みたいなことを言われてしまい、結局このお客さんにはソフトを購入してもらえませんでした。


出張してプレゼンするようなときに、パソコンのスペックが低くて見栄えが悪くなるようなことにならないようにも、良いスペックのものを持っておいた方がいい、とその時反省したものです。


このように、今の段階では少ないメモリでも大丈夫でも、数年もするとメモリをひっ迫するようになってきますので、少しでも長く使いたいのであれば、メモリは余裕を持ったものを選びたいものです。





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