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軽くてポート類が充実 dynabook SZシリーズ体験レビュー





dynabook SZシリーズは13.3インチの大きさで重さが約1.1~1.2kgという、スリムでコンパクト、そしてとても軽いノートパソコンです。気軽に使えるだけでなく、カバンに入れて外に持ち運ぶことも簡単にできます。

最新モデルのdynabook SZ/MVは、インテル製の最新CPUを搭載し、ネットや画像・動画鑑賞、メールの送受信、WordやExcel、PowerPointなどを使った書類作成などが快適に行える性能を持っています。また、映りの良いシャープ製のIGZO液晶を搭載していて、画面が見やすくて作業がはかどります。

USBポートやHDMI、有線LANポートもしっかり搭載していて、周辺機器との接続も安心です。

実際にdynabook SZシリーズの最新モデルであるdynabook SZ/MVを使用してみたので、レビューをご紹介します。

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このページの内容




約1.1~1.2kgの軽いボディだからとても使いやすく、外出先にも持ち運びやすい


dynabook SZ/MVはとても軽いノートパソコンです。片手でも楽々持ち上げることができ、とても使いやすいです。PCを持って、自宅やオフィス内を移動することも気軽にできます。




実際に重さを測定してみると約1.15kgでした。パソコンが軽いと、気分的にもパソコンが使いやすくなるからうれしいですね。





本体の大きさは13.3インチです。下の写真はPCの上にA4ノートを重ねてみたところで、dynabook SZ/MVはA4ノートとほぼ同じくらいの大きさであることがわかります。特に奥行きに関しては、A4ノートよりも小さくなっています。




前モデルも使ってみたことがありますが、ディスプレイ周りのフレーム幅が前モデルよりもかなりスリム化されています。ディスプレイのサイズは13.3インチで変わりませんが、フレームが細くなったので全体のサイズがコンパクトになりました。見た目的にも洗練されているので、とてもかっこよくなったと思います。


約1.1kgでとても軽量なこともあり、本体は厚みが抑えられてとてもスッキリしています。指で挟んで持ってみると、とてもスリムでした。




薄くて軽量、そしてコンパクトなので、カバンに入れて持ち運ぶのも問題ありません。A4ノートが入るカバンであれば簡単にスッと入ります。もちろん、カバンの中もスッキリとしていて、スペースにも余裕があります。何より、軽いので疲れにくくなるのがうれしいです。

最近はテレワークが進み、オフィスで仕事をするだけでなく、自宅でも作業をすることが増えてきました。自宅と会社で同じノートパソコンを持って移動する、という場合には、dynabook SZ/MVのように軽くて持ち運びがしやすいととても便利です。





   

ネットやメール、WordやExcelなどのソフトを使った書類作成、テレワークなどがしっかりこなせる性能


dynabook SZ/MVには、インテル製の最新世代(第12世代)のCPUが搭載されています。第12世代のCPUには以下のように、PシリーズとUシリーズの2種類のものがあるのですが、dynabook SZ/MVにはUシリーズのCPUが搭載されています。

Pシリーズ  Core i5-1240P / Core i7-1260P
Uシリーズ  Core i5-1235U / Core i7-1255U






インターネットで調べ物やショッピングをしたり、メールの送受信、WordやExcelなどのOfficeソフトを使った書類作成、ZoomやTeamsなどのビデオ会議ソフトを使ったテレワークやオンライン会議などの作業がとても軽快に動作します。

メモリも8GBまたは16GB搭載できるので、複数の作業を同時に進めることも問題ありません。

また、IGZO液晶を搭載しディスプレイの色域が広くて映りが良いので、画像や動画を見るのも楽しめますし、編集作業を行うこともしっかりできます。


Wi-FiとLANケーブルの両方でインターネットに接続できる


インターネットにはWi-Fiで接続できるだけでなく、有線LANポートも搭載されているので、LANケーブルを挿して接続することもできます。

有線・無線の両方で接続できるのでとても便利です。電波の調子が悪い時や、ネット接続が切れてしまうと困るときなどには、LANケーブルを挿してインターネットを利用することができます。


テレワークで重要な会議を行う場合など、ネット接続が切れると困る場合には有線LANが使えるととても便利です。

また、出張や旅行などでノートPCを持ち運んだ際、有線LANしか使えない企業であったり、ホテルに宿泊するような場合でも安心です。





プライベートにも仕事にも使いやすい洗練されたデザイン


dynabook SZ/MVは、オニキスブルーという色が採用されています。濃紺に近い深みのある上品な色合いです。落ち着きがありながらも、洗練された雰囲気が伝わってきます。




筐体の厚みが抑えられたうえにディスプレイのフレームもスリムで、とてもスッキリとした印象です。




自宅でプライベート用に使うのにも、仕事でオフィスに持って行ったり、出張に持って行ったりするのにも合わせやすいデザインです。場所や用途を選ばずに使えるのがうれしいです。





マイク、スピーカーとカメラを搭載し、テレワークにも対応できる


dynabook SZシリーズにはカメラとマイク、そしてスピーカーがすべて搭載されています。カメラとマイクは、ディスプレイを開いて顔の正面に来る位置に搭載されています。




スピーカーは本体の底面の手前側にあります。




SkypeやTeams、Zoomといったビデオ会議ソフトを使ってテレワークを行う場合でも、追加で機器を購入する必要もなく、簡単に対応することができます。

スピーカーから聞こえてくる音声は問題ないと思いますが、もっとしっかりと聞きたいという場合には、本体の側面にイヤホンやヘッドフォンを挿して使うことができます(イヤホンやヘッドフォンは付属していませんので別途ご用意ください)。






   

キーボード


キーボードは日本語配列のものが搭載されています。他の13.3インチノートPCと同様に、テンキーは搭載されていません。

キー同士の間隔は18.8mm、キーを押したときの深さは1.4mmとなっています。コンパクトなノートPCですが、入力しやすい仕様になっていて快適に作業ができます。




キーについては特に気になることはありません。問題なく使えるでしょう。コロナ禍で衛生面に気を付ける機会が増えましたが、キーボードは抗菌仕様になっているので清潔に使うことができます。







タッチパッドです。クリックしてタッチパッドを押し込んだときの感触も良いです。




バックライトにも対応しています。








ディスプレイ


シャープ製のIGZO液晶が搭載されていて、とても綺麗に表示されるディスプレイです。sRGBカバー率が95.8%となっていて色域が広く、豊かな色彩表現が可能です。テキスト情報だけでなく、画像や動画なども楽しめるでしょう。

なお、ディスプレイについては、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合がありますことをご了承ください。




横や上からなど、角度を変えて見ても画面が見やすかったです。しかも非光沢(ノングレア)なので、蛍光灯などの映り込みが少なく、目が疲れにくいディスプレイです。





解像度は1920×1080(フルHD)となっています。

タッチパネルではありませんので、画面に指を触って操作することはできません。









セキュリティ


カメラには顔認証機能が搭載されています。パスワードを入力することなく、顔パスでログインすることができるようになるので、パソコンを使い始めるのがとても簡単になります。

顔認証でログインすることで、他人が勝手にパソコンを使うことを防止することができるようになります。仕事上の大事なデータや、人に知られたくない秘密の情報が保存されているような場合には、顔認証を使うとセキュリティを向上させることができます。




また、カメラにはシャッターがついています。カメラのすぐ右横にあるレバーを動かすと、レンズを覆うことが可能です。

ZoomやTeamsを用いてテレワークをしたりオンライン会議をする際に、身だしなみが整っていなかったり部屋が散らかっていたりなど、どうしても見られたくない瞬間があると思います。そのような場合にシャッターを使うと、確実にカメラに映りこまないので安心です。プライバシーを守ることができ、恥ずかしい思いをしなくて済みます。





   

スリムな筐体に使用頻度の高いポート類をしっかり搭載し、周辺機器との接続も安心


周辺機器の接続に必要なポート類は、以下のものが搭載されています。よく使われるものがしっかりと搭載されていて安心です。

・HDMIポート
・有線LANポート
・USB3.2ポート×2
・USB Type-Cポート×1
・micro SDカードスロット
・マイク・ヘッドフォンジャック


上述したように有線LANポートがあるので、LANケーブルを挿してネットに接続することが可能です。Wi-Fiも使えるので、必要に応じて使い分けられる便利さがあります。




USBポートもType-A(USB3.2×2)とType-Cの2種類のものがしっかりと搭載されているので、複数のUSB機器を同時に接続することも問題なくできます。








HDMIやUSB Type-Cポートを使ってプレゼンに対応したり、2画面で作業が行える


HDMIポートが搭載されているのでプレゼンにも対応できます。




実際にdynabook SZ/MVとモニターとをHDMIケーブルで接続したところ、下の写真のように問題なくPCの画面を映すことができました。




また、モニターと接続し、ノートPCの画面とモニターの2つの画面で作業することもできます。作業の効率がアップするので、とても便利になります。テレワークで使うような場合などに便利でしょう。

ちなみに、USB Type-Cポートを使っても画面出力ができます。USB Type-Cを搭載したモニターを使う場合には活用してみてください。







   

最大20時間持続するバッテリーと小型ACアダプター


バッテリー駆動時間は最大20時間となります。作業内容にもよりますが、フル充電しておけば1日中使えると思います。

ちなみに、ACアダプターは下の写真のようになっていて、とても小型で軽量のものになっています。




どれくらい小さいかというと、手のひらに収まる小型サイズです。重さはケーブルとあわせても200gにも満たなくて、たったの177gでした。これくらいであれば、ノートPCと一緒にカバンに入れて持ち運んでも邪魔にならずにすみます。








   

主なスペックと選び方


dynabook SZ/MVの仕様は以下のようになっています。

モデル名 dynabook SZ/MV
OS Windows 11 Home  / Pro
CPU Core i5-1235U
Core i7-1255U 
メモリ 8GB (8GB×1)
16GB (8GB×2)
ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB
サイズ 13.3インチ  
ディスプレイ  フルHD、高輝度・高色純度・広視野角 IGZO液晶
解像度:1920×1080
ノングレア 
Office 選択可 
Office Home and Business 
Office Personal
重さ  約1.165kg~ 
バッテリー 約20時間 
カラー オニキスブルー



今回のレビューで使用したdynabook SZシリーズの主な仕様は以下の通りです。

モデル:dynabook SZ/MV
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1255U
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB



OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proを搭載しています。一般的な使い方をするのであれば、Windows 11 Homeでまったく問題ありません。

仕事で必要ということであったり、よりセキュリティを強化したいということであればWindows 11 Proを選択すると良いでしょう。Windows 11 Proではbitlockerという機能があり、ストレージ全体を暗号化することができ、万が一PCを盗まれたり紛失したりした場合でも、データを読み取られる心配がほとんどありません。

CPUはCore i5またはCore i7から選ぶことができます。性能はCore i5 < Core i7となりますが、両者ともにしっかり使える高い性能です。価格的にはCore i5を搭載したモデルの方が安くなります。

メモリは8GB (8GB×1)または16GB (8GB×2)となっています。通常は8GBでも問題ないです。ただ、軽めのゲームをプレイしたり、グラフィックス性能を必要とするような作業を行う場合は、16GB (8GB×2)のメモリの方がしっかりとパフォーマンスを発揮することができます。

OfficeソフトはMicrosoft Office Home and Business、もしくはOffice Personalを選択することができます。Office Home and BusinessにはWord、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteが入っています。一方で、Office PersonalにはPowerPointはなく、Word、Excel、Outlookのみとなります。



ベンチマーク


CPUとSSD(ストレージ)の性能を測定しました。使用した製品のスペックについては、上記のスペックの確認の項をご参照ください。


まず、CPUです。Passmarkというソフトを使っています。スコアは12442となりました。前モデルよりも約30%以上も性能がアップしています。インターネットやメール、WordやExcelなどを使った書類作成、テレワークやオンライン会議など、幅広い用途に快適に使える性能です。







続いてSSDの性能です。同じくPassmarkのスコアで17189となりました。前モデルよりも約20%もスコアが向上しています。パソコンの起動や終了は速く、またアプリもサクサク動き、快適に使うことができます。







デザインのチェック


デザインの確認をしてみましょう。

天板を閉じたところです。本体カラーはオニキスブルーとなっています。ブルーという名称が入っていますが、青というよりは濃紺に近い色合いです。深みのある色合いで、とても洗練された雰囲気があります。実際に手で触った時の感触も良いです。




本体はスリムです。




正面から見たところです。ディスプレイのフレームがとてもスリムでかっこいいです。










真上から見たところです。




ディスプレイは180度開くことが可能です。




後方から見たところです。








各側面の写真です。











まとめ


dynabook SZ/MVは、約1.1kgのとても軽いノートパソコンでとても気軽に使うことができます。外に持ち運んで使うこともできるので、出張に持って行ったり、テレワーク用のPCとして自宅や会社で使うのも問題ありません。

インターネットやメールの送受信、WordやExcelを使った書類作成などの作業が快適に動作します。色域が広くて映りの良いIGZO液晶を搭載していて、とても見やすいです。

軽量で使い勝手が良く、性能の良いノートパソコンを探している方は、是非検討してみてください。

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