超軽量14インチノートPC dynabook RZ/LVレビュー
dynabook RZシリーズはインテル製の最新CPUを搭載し、非常に高速な動作が可能なノートパソコンです。
しかも、14インチのノートPCとしては非常に軽く、たったの940g~という超軽量なボディを実現しています。自宅でも簡単に場所を変えて使うことができるだけでなく、カバンに入れて外出先にも楽に持ち運ぶことができます。
複数のUSBポートやHDMI、有線LANポートなどもしっかり搭載されていて、周辺機器との接続も安心です。性能と機能、そして携帯性の良さを兼ね備えた、非常に優れたノートパソコンに仕上がっています。
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このページの内容
大幅に性能アップした第12世代インテルCPUを搭載
dynabook RZ/LVには、インテル製の最新CPUであるCore i7-1260Pが搭載されています。一般向けのノートパソコンに搭載されるCPUとしては、非常に高い性能です。インテル製の一つ前のCPUであるCore
i7-1165G7と比べると約170%、Core i5-1135G7と比べると約190%も性能が向上しています。
また、ハイスペックなCPUであるCore i7-11700Hに迫る勢いです。大幅な性能アップを実現していて、とても高速な処理が可能です。
メモリは16GBの容量があり、ストレージのSSDは非常に高速に動作するので、とても快適に使うことができます。
dynabookは世界で初めてノートパソコンを開発したメーカーということもあり、長年にわたって蓄積された技術があるようで、dynabook RZシリーズにはエンパワーテクノロジーという技術が採用されています。
パソコンのパフォーマンスを最大限に発揮しながら、高速かつ静かに使うことができるようになっています。実際、薄型のボディにこのような高い性能のCPUを搭載しながらも、動作音が抑えらえていました。快適に使うことができるのではないかと思います。
圧倒的に軽くて作業がしやすい14インチノートPC
ディスプレイのサイズは14インチとなっています。これまで14インチのノートパソコンというと1.5kg前後くらいの重さが標準的でしたが、dynabook RZ/LVではなんとたったの940gしかありません。
片手でも楽々持ち上げることができるくらい、非常に軽いノートパソコンです。部屋から部屋へPCを持って移動するのも問題ありませんし、カバンに入れて外出先に持っていくのも楽々です。1kgを切るとパソコンを持ち運んでも疲れにくいのがうれしいです。


また、14インチの画面サイズがあると文字も見やすいですし、作業もしやすくなります。dynabook RZシリーズは、軽さと作業のしやすさを両立したノートパソコンといえます。
下の写真はdynabook RZ/LVの上にA4ノートを重ねてみたところですが、本体の大きさはA4ノートよりほんの僅かだけ大きいくらいのサイズに抑えられていて、スッキリしています。

しかも、厚みは約15.9mmとなっていて、とてもスリムです。圧迫感もなく、さわやかに使うことができます。

実際にカバンの中に入れてみました。A4ノートと一緒に入れてもかさばることなくスッキリ入りますし、スペースにも余裕があります。何より、肩から下げても楽だというのがとても良いです。
カフェや図書館に持って行って使ったり、出張やテレワークなどで会社と自宅を往復するというような場合でも、楽に持ち運ぶことができます。

見やすくてきれいな表示が可能なディスプレイ
ディスプレイは高輝度・広視野角液晶が搭載されていて、とても映りが良いです。綺麗に表示されるので、趣味や仕事など幅広い用途にしっかり対応できます。
sRGBカバー率は97.2%と高く、色表示も問題ありません。画像や動画などの作品制作に活用するのもOKです。
横や上からなど、角度を変えてディスプレイを見ても、見え方が変わることもなく見やすいです。
また、ディスプレイは非光沢の液晶が搭載されているので自分の姿が映りこむことがありません。また、eyesafe認証を取得していて、ブルーライトが抑えられているのでとても目にやさしく、長時間作業していても疲れにくくなっています。
解像度は、1920×1200(WUXGA)となっています。
また、ディスプレイを180度反転させることが可能です。操作方法は、Ctrl + Alt + ↑ or ↓キーを押すだけです。下の写真のようにディスプレイは180度開くことができますので、仕事の打ち合わせやプレゼンなどで対面に座った相手にもわかりやすく見せることができます。相手との距離を保って会話ができるので、コロナ対策にもなります。

大事なデータやプライバシーを守るセキュリティ
電源ボタンは指紋センサーを兼ねていて、ワンタッチでPCの電源ON+指紋認証でのログインが可能になります。簡単操作でログインできるだけでなく、他人が勝手にPCの操作を防ぐことができ、セキュリティを高めることができます。

指紋情報は、TPMセキュリティチップと呼ばれるセキュリティが非常に強固なチップ内に保存されますので安心です。
カメラを使わないときは、レンズにカバーをかけることができるようになっています。レンズの横にあるレバーを手で動かすだけの簡単操作です。カメラの撮影ができない状態の場合は赤色のマークが見えるので、視覚的にもわかりやすいです。

TeamsやSkypeなどのビデオ会議ソフトを使っていると、設定ミスによってカメラに映りこんでしまうことがありますが、レンズそのものにカバーをかけていると確実に撮影をできなくすることができるので安心です。
テレワークを行う際に身だしなみが整っていない状態であったり、部屋を映したくないときなど、プライバシーを守ることができます。
キーボード
キーボードについては、一部キーが小さいかなと思うところがありますが、問題なく使えると思います。パームレストも広く、手をしっかり置くことができます。

左上部にある半角・全角キーが少し小さいかなと思いましたが、まずまず使えると思います。それ以外のキーは特に問題ありません。

キーの間隔(キーピッチ)や深さ(キーストローク)についても、特に気になる点はありません。打鍵感も良く、スムーズに入力できます。

タッチパッドは広いです。しっかりと操作できるでしょう。

バックライトにも対応しています。照明が暗くなるプレゼンやセミナー会場で使用したりするのにも便利です。

ポート類がしっかり搭載され、周辺機器との接続も安心
周辺機器の接続に必要なポート類は、以下のものが搭載されています。
・USB3.2ポート×2
・Thunderbolt 4 (USB Type-Cポート) × 2
・micro SDカードスロット
・マイク・ヘッドフォンジャック
よく使われるポート類が十分に搭載されています。周辺機器との接続に困ることは少ないでしょう。


特にうれしいのが有線LANポートです。LANケーブルを挿してインターネットに接続することができます。もちろん、Wi-Fiでの接続も問題なくできるので、必要に応じて使い分けられる便利さがあります。
テレワークで長時間安定してネットにつなぐ必要がある場合は、LANケーブルが使えると便利です。また、有線LANしか使えないホテルがあったり、出張で有線LANしか許可されない場合もあるなど、LANケーブルが使えるようになっていると安心です。

ディスプレイ出力はHDMIポートとUSB Type-Cポートが使えます。

実際に、dynabook RZ/LVとモニターを接続してみたところ、HDMIならびにUSB Type-Cともにモニターへの出力を行うことができました。PCの画面をそのまま映すだけでなく、領域を拡張して2画面で作業することもできました。

USB Type-CポートはPower Deliveryに対応しています。今回、PCの電源がOFFの状態で、20W以上のPower Delivery対応の充電器(モバイルバッテリー、ACアダプター)を使って充電することができました。

テレワークやオンライン会議もOK
コロナ禍でテレワークやオンライン会議をする機会が増えていますが、dynabook RZシリーズにはカメラとマイク、スピーカーが搭載されていて、TeamsやSkypeなどのビデオ会議ソフトも問題なく利用できます。
[カメラとマイク]

テレワークやオンライン会議で、スピーカーを通して人の声を聞くのは問題ないと思います。ただ、イヤホンやヘッドホンを通して聞く方がよりクリアに聞こえましたので、通話品質が気になる方はイヤホンやヘッドホンを利用するのが良いと思います。
[スピーカー]

最大24時間持続するバッテリーと小型ACアダプター
バッテリー駆動時間は最大24時間となります。dynabook RZシリーズには、HV / LV / LUという3つのモデルがラインナップされていて、それぞれのバッテリー駆動時間は以下の表のようになっています。
モデル名 | RZ/HV | RZ/LV | RZ/LU |
---|---|---|---|
バッテリー駆動時間 | 24時間 | 20.5時間 |
dynabook RZ/HVがバッテリー駆動時間が一番長く、最大24時間となります。RZ/LVとRZ/LUは最大で20.5時間となります。
また、ACアダプターは下の写真のようになっています。

手のひらの半分程度の大きさのコンパクトなタイプで、ケーブルを含めた全体の重さは256gでした。十分に軽くてコンパクトなのでカバンに入れても楽です。

主な仕様と選び方
dynabook RZシリーズの仕様は以下のようになっています。
モデル | dynabook RZ/HV | dynabook RZ/LV | dynabook RZ/LU |
---|---|---|---|
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Pro | |
CPU | Core i7-1260P / Core i5-1240P | Core i7-1260P | Core i7-1260P |
メモリー | 16GB | ||
ストレージ | 512GB / 1TB | ||
ディスプレイ | 14インチ 高輝度・広視野角 TFTカラー LED液晶 1920×1200(WUXGA) 非光沢 |
||
Officeソフト | Office Home and Business 選択可能 | ||
バッテリー | 約24時間 | 約20.5時間 | |
重さ | 約1.05kg | 約940g |
今回のレビューで使用したdynabook RZシリーズの仕様は以下の通りです。
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1260P
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 1TB
OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proを搭載しています。一般的な使い方をするのであれば、Windows 11
Homeでまったく問題ありません。
仕事で必要ということであったり、よりセキュリティを強化したいということであればWindows 11 Proを選択すると良いでしょう。Windows
11 Proではbitlockerという機能があり、ストレージ全体を暗号化することができ、万が一PCを盗まれたり紛失したりした場合でも、データを読み取られる心配がほとんどありません。
CPUはCore i7またはCore i5から選択できます。性能はCore i7 > Core i5となりますがどちらも非常に高い性能ですので、非常に快適に使用することができるでしょう。
メモリは16GB、ストレージは高速に動作するSSDが搭載されています。
モデルによって重さが若干変わることにご注意ください。dynabook RZ/HVは約1.05kgとなっていて、1kgを少しですがオーバーします。それでも十分に軽いのですが、少しでも軽いほうが良ければdynabook
RZ/LVやRZ/LUのモデルを検討してみてください。
OfficeソフトはMicrosoft Office Home and Businessを選択することができます。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteを使うことができますので、書類作成や表計算、プレゼン、メールの送受信に活用することができます。
ベンチマーク
CPUとSSD(ストレージ)の性能を測定しました。使用した製品のスペックについては、スペックの確認の項をご参照ください。
まず、CPUです。Passmarkというソフトを使っています。スコアは19346となりました。ハイスペックなCPUであるCore i7-11700Hのスコアが21307となっていて、それに迫る高いスコアです。非常に高速な動作が可能です。
続いてSSDの性能です。同じくPassmarkのスコアで26345となりました。高速な動作が可能で、とても快適に使えます。
デザインのチェック
デザインの確認をしてみましょう。dynabook RZシリーズは黒と紺の中間のカラー(ダークテックブルーというカラー)になっています。深みと落ち着きのある上質なデザインです。
各側面の写真です。
まとめ
dynabook RZシリーズは14インチのノートPCで940g~という非常に軽量なノートパソコンです。自宅で使うだけでなく、カバンに入れて外出先にも楽に持っていくことができます。
性能も非常に高く、高速な動作が可能です。14インチの広めのディスプレイで快適に作業することができるでしょう。
ディスプレイの品質も高く、周辺機器との接続も安心です。充実した性能のノートパソコンですので、是非検討してみてください。
Dynabookの無料会員(COCORO MEMBERS)に登録すると、大幅に割引された価格で購入することができるようになります。
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