[レビュー]VAIO SX14(2021年モデル)はネット接続が便利な超軽量モバイルノートPC
VAIO SX14はインターネット接続が非常に便利なモバイルノートPCで、Wi-Fi、LANケーブル、SIMカードを使ってネットに接続することができます。14インチの広めのディスプレイを搭載しながらも、わずか999g~という軽さを実現していて、自宅でも外出先でも、いつでもどこでも気軽に使うことができます。
バッテリー駆動時間が最大30時間ととても長く、電源なしでもしっかり作業することが可能です。
そして、VAIOは国産のメイドインジャパン製品です。セキュリティ機能も充実していているので安心して使うことができます。
実際にVAIO SX14を使ってみましたので、そのレビューをご紹介します。
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このページの内容
超軽量で使いやすく、持ち運びやテレワーク、出張などにもとても便利
ノートパソコンを使うときに、分厚くて重たいとなんとなく使う気がなくなってしまいますが、VAIO SX14はスリムなうえにとても軽いノートパソコンなので、とてもさわやかな気持ちで使うことができます。


また、14インチのサイズのノートPCとしては非常に軽く、重さが999g~となっていて余裕の軽さです。

今回使用したモデルの場合は1054gとなっていて、1kgを切ってはいなかったのですが、非常に軽かったです。PCを置く場所を変えたいときにもストレスなくできますし、片づけるときも簡単です。

大きさはA4ノートよりも少しだけ大きい程度です。机の上にA4ノートが置いてあるのと同じなので圧迫感もありません。

このようにVAIO SX14は薄くて軽いノートパソコンなので、カバンに入れて持ち運ぶのも問題ありません。実際にカバンにA4ノートと一緒に入れてみると、かさばることもなく、ちょうどよい感じでカバンに収まりました。しかも軽いので、疲れにくいのがうれしいですね。

最近はテレワークも広まって、自宅でPCを使って作業するだけでなく、会社に持って行って使うことも増えましたが、VAIO SX14であれば、カバンに入れて自宅と会社を往復するのも問題ないです。
また、出張でノートPCを持ち歩く場合にも良いです。PCが重いと疲れがたまってしまいますが、1.0kg前後だと本当に楽に持ち運ぶことができます。
インターネットへの接続が非常に充実
VAIO SX14はインターネットへの接続方法が多く、とても充実しています。以下のように3つの方法が使えます。
・Wi-Fi
・LANケーブル
・SIMカード(オプション)
まず、基本はWi-Fiになります。速度もしっかり出て問題なく使うことができます。
うれしいのが有線LANポートです。ここにはLANケーブルを挿すことができます。一般的にWi-Fiを使ってネット接続すると、電子レンジの電波と干渉してしまったりすることがあるのですが、LANケーブルではそのようなことはなく、高速で安定した通信が可能になります。ネット会議やテレワークなどで、接続が切れては困るようなときに使うと便利です。ノートパソコンで有線LANを搭載した製品は少ないのでとてもありがたいです。
また、出張先の企業やホテルで有線LANしか使えないような場合でも、問題なく対応できます。
3つ目はSIMカードになります。ノートPCを持ち運ぶことが多い場合、外でネットにつなごうとすると、モバイルルーターを使ったりWi-Fiスポットを探したり、テザリングを使ったりなど、いろいろ面倒です。
しかし、SIMが使えると、PCを起動したらいつでもどこでもすぐにネットにつながる便利さがあります。SIMフリーなので安くネット回線が使えるのもうれしいところ。SIMカードはnano
SIMに対応しています。
バッテリー駆動時間は最大30時間
バッテリー駆動時間は最大30時間となっています。もちろん、作業内容によってはこれよりも短くなりますが、十分に長い時間です。
しかも、ACアダプターが非常にコンパクトで軽量です。手のひらの半分くらいで重さはたったの161gでした。ノートパソコンの中では最も小さいACアダプターです。自宅で使っているときはもちろんのこと、カバンに入れて持ち運ぶのも全く問題ありません。本体と一緒に持ち運んでも合計で1.1kgちょっとなので、とても楽に持ち運べます。


また、Power Delivery対応のモバイルバッテリーからの充電も行うことができました(最大20W出力)。モバイルバッテリーが使えると、スマホの充電と兼用ができるようになるので便利です。

性能の良いインテル製CPUを搭載
CPUにはインテル製の最新CPUを搭載しています。一般的なノートPCにはCore i7-1165G7、Core i5-1135G7が搭載されることが多いのですが、VAIO
SX14ではこれらのCPUよりも性能が良いCore i7-1195G7、Core i5-1155G7というCPUを選択することができます。
具体的には、Core i5-1155G7はCore i5-1135G7よりも約10%性能が高く、Core i7-1195G7に関してはCore
i7-1165G7よりも20%以上も性能が良くなります。とても良いパフォーマンスを発揮します。

見やすくて映りの良いディスプレイ
ディスプレイは非光沢(ノングレア)液晶が搭載されています。長時間見続けても疲れにくいのがうれしいポイントです。特に最近はテレワークなどで、パソコンの画面を見る時間が長くなる傾向にあるので、このような目に優しいディスプレイだと疲れにくくて良いです。
発色も良く、sRGBカバー率は99.7%となっていました。向きを変えてディスプレイを見ても綺麗に表示されます。
解像度は1920×1080(フルHD)、または3840×2160(Ultra HD)の2種類が用意されています。Ultra HDは高精細な画面で美しい表示が可能です。ただ、一般的な用途であればフルHDで十分です。
キーボード
キー入力作業が快適になるように工夫がされているキーボードです。実際にタイピングしてみると、打鍵音が抑えられてより静かに使うことができました。タッチした時にソフトな感じがあるので、タイピング疲れも軽減されそうです。

また、キーボードに傾斜がつくようになっていて、タイピングがしやすくなっています。

さらに、キーの中央部分が少しくぼんでいて、指がかりが良くなるような工夫もされています。このような細かな配慮はさすがメイド・イン・ジャパンという感じです。


タッチパッドです。クリックボタンが分かれているタイプです。

キーボードはバックライトに対応したものと非対応のものから選択できるようになっています。バックライト非対応のものを選択すると、価格が下がります。今回のレビューでは、バックライトに対応したものを使用しています。

バックライトありの場合は、VAIOの設定画面において、キーを押したときに点灯する、常に点灯する、点灯しないというように設定できます。

指紋認証機能を搭載
電源ボタンには指紋センサーが搭載されています。

VAIOの設定によって、電源ボタンを押すと同時に指紋認証を行うことができ、ワンタッチで起動・ログインができるようになります。とても便利です。

周辺機器との接続に用いるポート類
ポート類は以下のものが搭載されています。SDカードスロットがないのが残念ではありますが、USBポートが合計4つ、そして有線LAN、HDMIポートがあるのでしっかり使えると思います。
・Thuderbolt 4 (USB Type-C)ポート×2
・HDMIポート
・有線LANポート
・ヘッドフォン出力


HDMIポートもしくはUSB Type-Cポートを使うと、出張先や会社でプレゼンを行ったり、自宅でディスプレイをつないでマルチディスプレイで作業をすることができるようになります。

HDMIもUSB Type-Cも問題なく使うことができました。モニターやプロジェクターなどにしっかり対応できます。PCの画面と同じものを映し出すだけでなく、画面を拡張して2画面で作業することも問題ありません。

Windows 11 Proも選択可能
OSは最新のWindows 11 Homeだけでなく、Windows 11 Proも選択することができます。
Windows 11 Proではbitlockerというストレージ全体を暗号化する機能が使えます。万が一パソコンが盗難にあったり紛失したりした場合、ストレージを抜き出されてデータを読まれてしまう可能性がありますが、ストレージ全体を暗号化しておくと解読することはほぼ不可能なので、データの漏洩を防ぐことができて安全です。
また、Windows 11 ProではHyper-Vという機能も使うことができます。この機能はプログラミングなどを行うときに便利な機能です。エンジニアの人や趣味でプログラム開発を行っている人など、必要であれば選択してみてください。
カメラ機能について
カメラは以下の機能が利用できます。
・顔認証(オプション)
カメラのすぐ上にあるレバーを手で動かすことで、カメラレンズにふたをすることができます(プライバシーシャッター)。テレワークやリモート会議での使用時など、カメラに映ると困るような場合に使用すると良いです。

顔認証機能はオプションになります。必要であれば顔認証に対応したカメラを選択してみてください。

テレワークやオンライン会議で使えるAIノイズキャンセリング機能
テレワークやオンライン会議中には、周りの音が気になる場合がありますが、VAIO SX14にはAIノイズキャンセリング機能が搭載されています。

スペック詳細と選び方
VAIO SX14のスぺックは以下の表のようになっています。
OS | Windows 11 Home / Pro |
---|---|
CPU | Celeron 6305/ Core i3-1115G4 / Core i5-1155G7 / Core i7-1195G7 |
メモリ | 8GB / 16GB / 32GB (デュアルチャネル) |
ストレージ | SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
ディスプレイ | フルHD(解像度:1920×1080) Ultra HD(4K)(解像度:3840×2160) タッチパネル あり/なし |
光学ドライブ | - |
サイズ | 14インチ |
SDカード | - |
有線LAN | 〇 |
無線LAN | ○ |
LTE | 選択可(nano SIM) |
指紋認証 | 〇 |
USBポート | USB3.0 × 2 USB Type-C × 2 |
HDMIポート | 〇 |
Office | 選択可 Microsoft Office Home & Business Microsoft Office Personal Microsoft Office Professional |
カラー | ファインブラック / ファインホワイト / ブライトシルバー / アーバンブロンズ |
重さ | 約999g~ |
保証期間 | 3年 |
今回のレビューで使用したVAIO SX 14の主な仕様は以下の通りです。
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1195G7
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 512GB
ディスプレイ:1920×1080 (フルHD)
OSは最新のWindows 11に対応しています。通常の用途であればWindows 11 Homeで問題ありません。もし、仕事で必要な場合や、bitlockerやHyper-Vなどの機能を使いたい場合はWindows 11 Proを選択すると良いでしょう。bitlockerを使うとデータをすべて暗号化できるので、しっかりとデータを守ることができます。
CPUは4種類から選ぶことができます。性能を比較すると、Celeron < Core i3 < Core i5 < Core i7となります。価格を少しでも抑えたい人や、あまりたくさんの処理を同時に進めることがない場合は、CeleronやCore i3でも良いですが、Core i5以上の性能の良いCPUを選択しておくと、高速で快適に使うことができるようになるだけでなく、性能劣化を防いで長く快適に使うことができるようになります。
メモリは8GB/16GB/32GBから選択できます。通常は8GBで問題ありません。16GBあると余裕が出て、より快適に使うことができます。
ディスプレイはフルHDとUltra HD(4K)の2種類から選択できます。通常は、フルHDのディスプレイでまったく問題ありません。もし、高解像度のディスプレイが必要な場合は、Ultra HD(4K)を選択してください。
オプションでSIMカードを用いたネット通信に対応できます。nano SIMカードに対応しています。必要であれば選択してみてください。
OfficeソフトはOffice Personal、Office Home and Business、Office Professionalから選べます。Word,Excel、PowerPoint、Outlookが必要な方はOffice Home and Businessを、PowerPointが不要な場合はOffice Personalを選択すると良いでしょう。
ベンチマーク
CPUとSSD(ストレージ)の性能をPassmarkというソフトを使って測定しました。使用した製品のスペックについては、スペックの確認の項をご参照ください。
CPUのスコアは14310となりました。ノートパソコンに搭載されることが多いCore i7-1165G7よりも20%程度高い性能になります。しっかり使うことができるでしょう。

SSDの読み書きの速度です。メモリが振り切れるくらい非常に高速なSSDです。

外観チェック
VAIO SX14の外観をチェックしましょう。まず、トップカバーです。トップカバーはカーボンが採用されています。より軽く、そして丈夫な作りになっているだけでなく、質感もとても良いです。

厚みを抑えたボディになっていて、とてもさわやかに使うことができます。






各側面の写真です。




まとめ
VAIO SX14は軽くてとても使いやすいノートパソコンです。リビングやキッチンなど場所を移動して使うのも楽にできますし、カバンに入れて外に持っていくのも簡単です。パソコンを持ち運ぶことが多い人にとっては、疲れにくいのがうれしいですね。
しかも、ネット接続の種類が豊富で、普段はWi-Fi、テレワークの時はLANケーブル、外出先ではSIMカードという具合に使えるのはとても便利です。
画面も見やすく疲れにくいので、長時間の作業もしやすいです。
軽くて使いやすいノートパソコンを探している方は是非検討してみてください。
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