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UQモバイルのデータSIMの通信速度はどれくらいか調べてみた


格安SIMで人気のUQモバイルでは、データ通信専用のSIMカードを利用することができます。

スマホの通信容量を節約したい人や、モバイルルーターなどを使ってパソコンからネット接続したい人などにとって、データSIMはとても便利です。

UQモバイルは速度が速いという評判が多いのですが、本当に速いかどうか今回実際に通信速度を測定してみました。


UQモバイルのデータ高速プラン


UQモバイルで利用できるデータ通信専用のSIMには、以下のデータ高速プランとデータ無制限プランという2つのプランが用意されています。

名称 月額基本料金 容量・通信速度
データ高速プラン 980円 3GBまで最大225Mbps
3GBを超えると最大200kbps
データ無制限プラン 1,980円 容量無制限で送受信最大500kbps



今回のレビューでは、データ高速プランにて通信速度の計測を行いました

なお、通信速度の測定は以下の要領で実施しました。

プラン データ高速プラン 
調査日時 2020年5月 
調査場所 神戸市中央区 
使用端末 [パソコン+モバイルルーター]
東芝dynabook (OS: Windows 10 Home)
+
NECモバイルルーター

[スマホ]
Sharp Aquos R2 Compact (OS: Android)




平日と休日の通信速度~昼間の時間帯も遅くならず、高速に使える


UQモバイルのデータSIMを使って、平日と休日の各時間帯の速度を計測してみました。結果は以下のようになりました。

回線が混雑すると言われる時間帯である平日の朝7:30~8:30、お昼時(12:00~13:00)、夕方の時間帯(18:00~19:00)などでも、10Mbps以上の非常に速い速度が安定して出ていて、とてもびっくりしました。格安SIMは回線混雑の時間帯は遅くなると思っていましたが、UQモバイルはどの時間帯でも高速な通信が可能です。

[平日の通信速度]

 時間帯 通信速度(平日)下り/上り
7:30 ~ 8:30  
10:00 ~ 11:00  
12:00 ~ 13:00  
15:00 ~ 16:00  
17:00 ~ 18:00  
18:00 ~ 19:00  
21:00 ~ 22:00  


[休日の通信速度]

 時間帯 通信速度(休日) 下り/上り
7:30 ~ 8:30  
10:00 ~ 11:00  
12:00 ~ 13:00  
15:00 ~ 16:00  
16:00 ~ 17:00  
18:00 ~ 19:00  
21:00 ~ 22:00  




平日も休日も、一日中ほぼ10Mbps以上の高速で安定した通信が可能でした。UQモバイル(UQコミュニケーションズ)はKDDIの子会社なので、auの高速な回線が使えているのでしょう。

サクサクつながって、快適にインターネットを使うことができます。LINEやメールの送受信はもちろんのこと、画像の多いサイトを閲覧したり、動画を見たりするのも全く問題ありません。



スマホやモバイルルーターで快適に使える


速度が安定して高速なので、スマホで使うのはもちろんのこと、モバイルルーターに挿してパソコンやタブレットから使うのも全く問題ありません。

動画を見たり音楽を聞きながら、メールの送受信やネットで調べ物をしたりするのも快適です。





通信量を抑えたい時はデータ節約モードで

   

UQモバイルのデータ高速通信プランでは、データ節約モードというものがあります。通信速度は遅くなりますが、通信量(パケット)を節約しながらネット接続を行うことができます。

「ターボ機能」という名前がついていて、UQモバイルアプリやネット上の管理画面から利用することができます。下の画像のように、簡単にON/OFFの切り替えができ、切り替え後即時に反映されます。




ターボ機能をOFFにすると、通信速度は下の画像のように0.22Mbps程度になります。ターボ機能ONの状態では20Mbps以上の速度が出ますので、通信速度は100分の1程度に遅くなります。





0.22Mbpsがどれくらいの速度かというと、以下のようになります。

用途 状況 
インターネット 1つのサイトを開くのに10秒以上時間がかかる場合がある。次から次へとサイトを開いていくのは厳しい。
YouTubeの視聴 画質を一番低く(144p)に設定すると停止することなく見れる。ただし、目的の動画を探したり、開くまでに時間がかかる。
Yahooニュースを読む テキストの表示はやや遅いが、待てなくはない。ただし、インターネットをする場合と同じように、次々とニュースを読んでいくのは時間がかかって厳しい。画像の表示は遅く、テキストが表示された後になることが多い。
LINEの送受信 テキストやスタンプのやり取りであれば問題なし。
画像を含めると少し時間がかかる。
Twitter テキストの表示は問題ない。画像はゆっくりと遅れて表示される。
メールの送受信 テキストの送受信は問題ない。ファイルサイズの大きな添付ファイルを送受信する場合は時間がかかる。 



ターボ機能をOFFにしてインターネットやYouTubeを見る目的で使用するのは、少し厳しいかなという印象です。

どちらかというとメールの送受信やLINEのやりとり、Twitterなど、テキスト情報が多いネット作業に向いています。

スマホでこれらの操作をよく使うのであれば、通信量が抑えられて良いです。


一方、ノートパソコン+モバイルルーターという組み合わせで作業をする場合は、メールの送受信や、テキスト中心のWEBサイトの利用であれば、ストレスなく利用できるでしょう。

ZoomやSkypeなどのビデオ動画アプリで、動画を使った通信は厳しいです。このような使い方をするのであれば、ターボ機能をONにした方が良いでしょう。



   

まとめ

    

UQモバイルのデータ高速プランを使ってみて、20Mbps以上の速度が安定して出ていて、とても高速に使えることがわかりました。お昼時や夕方の時間帯も高速なので、とても快適に使えそうです。

高速に使えるデータSIMを探している人は是非検討してみてください。


 UQモバイル  (公式サイト)
 




  1. UQモバイルでデータSIMを申し込む方法
  2. ノートPCで格安SIMを利用したネット通信を行う方法
  3. データ通信用の格安SIMカードの選び方
  4. WiMAXのおすすめプロバイダー
  5. 国内・海外のホテルでノートパソコンを使う時に気をつけたい5つのこと
  6. カフェや空港など公衆wifiの危険性とセキュリティ対策
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