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[レビュー]レノボThinkPad X13 Gen 5はコンパクトで軽く持ち運びに便利なPC

【機材貸出:レノボ・ジャパン】




レノボのThinkPad X13 Gen 5は、A4サイズの筐体に13.3インチのディスプレイを搭載したノートパソコンです。約1.1kg前後の軽量な製品で、気軽に持ち運ぶことができます。

プライバシーを守るカメラレンズカバーや指紋センサー、顔認証機能を搭載することができるなど、セキュリティ面も安心です。

綺麗な表示が可能なIPSディスプレイを搭載していて見やすいです。

実際に、レノボのThinkPad X13 Gen 5を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。


詳細はこちら → ThinkPad X13 Gen 5 (直販サイト)





このページの内容






レノボThinkPad X13 Gen 5の特徴


ThinkPad X13 Gen 5には下のような特徴があります。


良いところ


・1.1kg前後の軽量なノートパソコン
・持ち運びに便利
・バッテリー駆動時間が長い
・ディスプレイの映りが良く、見やすい
・性能が良く、快適に使える
・作業の効率が上がるキーボード
・充実のセキュリティ


気になる点


・SDカードスロットは非搭載


これらについて、以下で詳しく解説しています。


詳細はこちら → Lenovo ThinkPad X13 Gen 5 (直販サイト)





出張やテレワークなど、持ち運びに便利なコンパクトで軽い筐体


最近はテレワークで仕事をすることが増えてきましたが、自宅でも会社でも使えるノートパソコンとして、13.3インチのモバイルノートパソコンが人気です。

レノボのThinkPad X13 Gen 5はディスプレイのサイズが13.3インチで、重さがわずか約1.1kg前後のコンパクトでとても軽いノートパソコンです。軽々と持つことができて、部屋から部屋へ移動したり、カバンに入れて外に持ち運ぶということが簡単にできます。




実測で重さ早く1.14kgでした。軽いですね。




A4ノートとの大きさ比べです。下の写真のように、A4ノートよりもほんのわずかに大きいいくらいです。ほぼA4サイズです。




本体の厚みも抑えられています。実際にカバンに入れてみて肩から提げてみても、とても楽に持ち運ぶことができました。A4サイズなので、カバンの中のスペースにも余裕がありました。

とても持ち運びに便利なノートパソコンです。




仕事にピッタリなブラックのボディ


本体カラーはブラックとなっていて、とても落ち着きのあるデザインに仕上がっています。着実に、かつ、しっかりと仕事を進めることができそうですね。

なお、トップカバーは多くのモデルでハイブリッドカーボンファイバーが採用されています。CPU等の構成をカスタマイズできるモデルでは100%カーボンファイバーも選択できるようになっているようです。

本レビューで使用したモデルはハイブリッドカーボンファイバー製のトップカバーとなっていて、とても上品な色合いと手触りでした。




キーボードとディスプレイもブラックで統一されています。全体的なデザインは、ThinkPadシリーズを踏襲しています。








効率的に作業が進む良い性能


インテル製の最新CPUと16GB~64GBのメモリ、そしてSSDが搭載されています。今回使用したモデルのCPUの性能を計測してみると、やや抑えめの性能でした(Core Ultra 5 125U)。

このCPUでも、インターネットで複数のタブを開いて検索をしたり、Officeソフトを使って資料の参照・作成、オンライン会議やテレワークなどの作業は問題なく行うことができます。

また、Core Ultra 7 155Hなど高い性能のCPUが複数用意されていますので、目的や予算にあった構成のモデルを選択することができます。






インターネットへの接続はWi-Fiでの接続 オプションで4G/LTEにも対応可能


インターネットへの接続は基本的にはWi-Fiを使います。

また、オプションになりますが、SIMカードを使った4G/LTE回線でのネット接続も可能です。SIMフリーでnano SIMカードに対応しています。いつでもどこでもネットに接続できます。外出先でネットに接続することが多い人にとっては、すぐにネットが使えるので便利ですね。

SIMカードによる4G/LTE通信は、構成をカスタマイズできるモデルで可能となります。LTE通信を可能にするには、カスタマイズ画面の「WWAN」の項目を変更してください。





セキュリティ


カメラにはThinkShutterと呼ばれる撮影防止用フィルターが搭載されています。カメラレンズのすぐ上側にレバーがあって、これを左右に手で動かすことで、カメラレンズにカバーをすることができます。

テレワークなどでカメラを使っていると、気がつかないうちに映っていたということがありますので、カメラを使わないときはこのフィルターをしておくと安心です。




また、カメラには顔認証機能を搭載することが可能です。内蔵カメラの項目で「IRカメラ」の記載があるモデル、または構成のカスタマイズ画面で「IRカメラ」を選択すると顔認証機能が使えるようになります。


さらに、指紋センサーも搭載されています。電源ボタンと兼用になっています。知らない間に他人にパソコンを操作されるという心配がなくなるので安心ですね。




認証に使われる顔の情報や指紋の情報は、TPMセキュリティチップと呼ばれる強固なチップ内に厳重に保存されます。万が一このチップが抜き取られても、絶対に読み取ることは不可能ですので、安心して使用することが可能です。




キーボード


Lenovo ThinkPadシリーズのキーボードは、操作がしやすいと定評があります。




個人的にはとても打鍵感が良いですね。快適に入力できます。




Enterキー周辺の「@」や「け」「む」などのキーが、少し小さくて窮屈な感じがしますが、特に問題なく使うことができます。

キーボードの真ん中にある赤いトラックポイントでマウスカーソルを移動できます。しかも、クリックボタンがタッチパッドの上側にあるので、手をタッチパッドに移動させなくてもクリック操作もできてしまいます。作業がとてもはかどるキーボードです。




タッチパッドです。クリックボタンは上側にありますが、タッチパッド自体をクリックすることもできます。




手を乗せた感じは下の写真のようになります。手のひらがしっかりキーボードに乗るので、快適に入力できます。








ディスプレイ


ThinkPad X13 Gen 5のディスプレイはm標準でWUXGA液晶(1920×1200)、マルチタッチ非対応のディスプレイとなっています。一般的な用途であれば全く問題ありません。

一般的なフルHDのディスプレイよりも縦方向の情報量が増えます。一度に視認できる情報量が多くなるので、スクロールする回数が減り、作業効率がアップします。

画面にタッチして操作したいということであれば、構成をカスタマイズできるモデルを選択するとタッチ対応ディスプレイを選択することができます。

今回は、WUXGA液晶(解像度1920×1200)マルチタッチ非対応のディスプレイを搭載したモデルを使用しています。sRGBカバー率は99.2%となっていて色合いも自然で、とても映りの良いディスプレイです。




真正面からだけでなく、どの角度から見ても綺麗に表示されます。




非光沢液晶なので蛍光灯の映り込みも抑えられ、見やすいディスプレイです。







周辺機器との接続に用いるポート類


周辺機器との接続に用いるポート類は以下のようになっています。

・HDMIポート
・USB3.2 Type-Aポート×2
・USB Type-Cポート(Thuderbolt 4)×2
・マイク・ヘッドフォンジャック

SDカードスロットは搭載されていません。

USBポートが2種類で合計4つ搭載されていて充実しています。USB Type-CポートはACアダプターを接続するのにも使われます。








ディスプレイ出力は、HDMIポート、またはUSB Type-Cポートから行えます。プレゼンを行ったりマルチモニターでの使用も問題ありません。




HDMIケーブルとUSB Type-Cケーブルを使って、実際にPCの画面をモニターに映し出すことができました。PCの画面を含め、最大3画面を使うことが可能です。

PCと同じ画面を表示したり、PCの画面を拡張してPCとモニターの2画面で作業することも可能です。下の写真では、1モニターを拡張し、もう一つのモニターをPCの画面と同じものを表示させていますが、すべて違う画面にすることも可能です。最大3つの画面で、別々の作業を同時に表示させることが可能です。










Windows 11 Proを選択可能


ThinkPad X13 Gen 5はOSにWindows 11 Homeだけでなく、Windows 11 Proも選択することができます。

Windows 11 Proを選択するとbitlockerと呼ばれる機能が使えるようになり、ストレージ全体を暗号化することができます。外に持ち出したときに万が一パソコンが盗難にあっても、ストレージが暗号化されているのでデータを盗み見られる心配がなくなります。大事なデータを守ることができるので安心です。





テレワークやリモート会議もOK


ThinkPad X13 Gen 5にはカメラとマイク、そしてスピーカーが搭載されています。

[ディスプレイ上部に搭載されているカメラとマイク]



また、キーボードの左右にはスピーカーも搭載されています。音楽を聴いたときはややライトかなという印象でしたが、動画を見たりZoomなどで会話を聞いたりするのは問題ないと思います。

[スピーカー]



テレワークではZoomやTeams、Skypeなどを使って仕事を進めて行くことが多いと思いますが、最新のCPUと16GB以上のメモリを搭載可能なので、ビデオ会議ソフトを使いながら作業するのも全く問題ありません。




長時間バッテリーと小型ACアダプター


バッテリーのもちは良く、JEITA測定法 3.0によると動画再生時は約12.4時間、アイドル時は約31.2時間となっています。作業内容によって駆動時間は変わりますが、フル充電しておけば一般的な作業であれば一日使えるでしょう。

また、ACアダプターは下の写真のようになっています。




ケーブルを含めた全体の重さは約256gとなっています。モバイル向けのノートPCのものと同じくらいの軽さになっていて使いやすいです。




手のひらよりもコンパクトです。




また、ACアダプターを使わなくても、Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーを使ってPCを充電することも可能です。今回、PCの電源がOFFのときは最大20W以上出力可能なモバイルバッテリーで、PCの電源がONの時は45W以上出力可能なモバイルバッテリーを使うことで充電できました。

スマホ用にモバイルバッテリーを持ち歩いている人も多いと思いますが、PCの充電にも使えますので、外にPCを持っていくときは荷物を減らすことができて良いです。






主な仕様と選び方


レノボThinkPad X13 Gen 5のスペックを確認してみましょう。

 OS Windows 11 Home / Pro
CPU Core Ultra 5 125U / Core Ultra 7 155U
Core Ultra 5 125H / Core Ultra 7 155H
Core Ultra 5 135U vPro Enterprise
Core Ultra 7 165U vPro Enterprise
メモリー 16GB / 32GB / 64GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB / 2TB
ポート類 USB3.2 × 2
USB Type-C (Thunderbolt 4) × 2
HDMI
ディスプレイ 13.3インチ
WUXGA IPS液晶(1920x1200)
タッチパネル/非タッチパネル
バッテリー 動画再生時:約12.4時間、アイドル時:約31.2時間
(JEITA測定法 3.0)
重さ 約1.12kg ~


今回のレビューで使用したThinkPad X13 Gen 5の主な仕様は以下の通りです(メーカー貸出機)。

OS:Windows 11 Home
CPU:Core Ultra 5 125U
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 256GB
ディスプレイ:WUXGA IPS液晶 解像度:1920×1200 タッチ非対応


OSはWindows 11 Home またはWindows 11 Proから選ぶことができます。通常はWindows 11 Homeで全く問題ありません。仕事で指定があるような場合や、bitlockerやHyper-Vなどの機能を使いたいということであれば、Windows 11 Proを選択してみてください。

CPUはいくつかの種類から選択できます。性能はCore Ultra 7 155H > Core Ultra 5 125H > Core Ultra 7 155U > Core Ultra 5 125Uとなります。

今回使用したモデルにはCore Ultra 5 125Uが搭載されていましたが、抑えめの性能でした。

vPro EnterpriseとなっているCPUはビジネス向けになります。より高度な使い方が可能になりますが、その分価格も高くなります。仕事で必要な場合以外はvPro Enterprise以外のCPUから選択すれば大丈夫です。

ディスプレイは上述したように複数の候補が用意されています。通常は、WUXGA IPS液晶(1920x1200) タッチパネル非搭載のモデルで問題ありません。指で触って操作したいということであれば、マルチタッチ対応のディスプレイを選択してください。

Officeソフトを搭載することも可能です。構成のカスタマイズ画面で、Office Personal、Office Home and Business、Office Professionalを選択することが可能です。

Word、Excel、PowerPoint、Outlookが必要であればOffice Home and Businessを、WordとExcel、OutlookだけでよければOffice Personalを選んでみてください。




ベンチマーク


CPUとSSD(ストレージ)の性能をPassmark 11というソフトを使って測定しました。使用した製品のスペックについては、主な仕様と選び方の項をご参照ください。

CPUのスコアは11709となりました。最近のノートパソコンとしては抑えめの性能です。とはいえ、ネットやメールの送受信、Word、Excelなどの資料作成等、一般的な用途であれば快適に使うことができます。




続いてSSDの速度です。良いスコアが出ていて、高速な動作が可能です。






デザインのチェック


それではThinkPad X13 Gen 5のデザインを確認してみましょう。

ハイブリッドカーボンファイバーでできたトップカバーになります。クオリティの高さが感じられる仕上がりです。




カメラの部分は下の写真のようになっています。良いアクセントになっています。




ディスプレイの縦方向の解像度が高いので、フルHDディスプレイよりも一度に表示できる情報量が多くなります。
















本体の各側面の写真になります。













まとめ


ThinkPad X13 Gen 5はコンパクトで軽く、持ち運びに便利なノートパソコンです。

ちょっと場所を変えて作業をしてみたり、カバンに入れて外に持って行くということが簡単にできます。また、映りの良いディスプレイが搭載されています。性能も高いので作業がはかどります。仕事が効率よく進むでしょう。

仕事などでノートパソコンを外に持ち出すことが多いような場合には非常に便利ですので、是非検討してみてはいかがでしょうか。


詳細はこちら → ThinkPad X13 Gen 5 (直販サイト)





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