[レビュー]DELL XPS 13 (9350)は超かっこいいデザインで高精細ディスプレイを搭載できる軽量ノートPC
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とても優秀なパソコンで、最新のCPUを搭載し、最大32GBものメモリを搭載することができ、非常に快適に使用することができます。
フレームが極限までスリム化されたディスプレイは美しく、100% sRGBの色域となっているので、動画や画像などが非常に鮮明で綺麗に表示されます。
そして、非常にかっこよくて高級感のあるデザインです。クールでオシャレに使えるだけでなく、さわやかな色合いなのでプライベートからビジネス用途まで幅広く使うことができます。
実際にDELL XPS 13 (9350)を使ってみましたので、レビューをご紹介します。
詳細はこちら → XPS 13(9350)
このページの内容
高級感のあるとてもかっこいいノートパソコン
DELL XPS 13 (9350)を最初に見た時の感想は、「すごくかっこいい!」でした。シルバーの天板にスリムでコンパクトな筐体、そしてディスプレイのフレームが極限まで細くなったディスプレイを搭載し、非常に洗練された印象があります。
そしてなんといっても、キーボードが一歩も二歩も先を行くデザインになっていて驚きました。高級感があって、所持しているのがうれしくなってしまうそんなノートパソコンです。
順番に見ていきましょう。まず、天板です。涼やかなシルバーの天板は高級感があります。手で触っても指紋や油脂がつきにくく、清潔に使えるのも良いです。
天板の中央にはDELLのロゴがあります。天板と同系色の光沢感のあるロゴになっています。
下でも詳しく紹介していますが、ディスプレイのフレームが非常に細くなっていて、とてもスタイリッシュです。もちろん強度もしっかりありますので、安心して使うことができます。
XPS 13 (9350)の一番の注目点はキーボードです。キーボードの項でも詳しく解説していますが、下の写真のようにタッチパッドが見当たりません。存在しないというわけではなく、タッチパッドの境界をなくしてあるために、パームレストと同化しています。一般的なノートパソコンと同様に、スペースキーと無変換キーの真下に15cmくらいの幅でタッチパッドが存在していますのでご安心ください。
ほかにも、ファンクションキーが光ってタッチ式になっていたり、キーがフラットなデザインになっていたりなど、ハイレベルなデザインに仕上がっています。
もちろん使い勝手が良く、デザイン性と実用性も備わっていてとてもクオリティが高いなと感じました。
他の人とは違うノートPCが欲しいという人や、オシャレなデザインのノートPCが良いという人にとっても、良い選択になるのではないかと思います。
コンパクトで軽量だから気軽に使えて持ち運びにも便利
DELL XPS 13 (9350)を実際に持ってみると、とても軽かったです。片手でも楽々持ち上げることができました。これだけ軽いと気軽に使えて便利です。実測で1.21kgでした。
DELL XPS 13 (9350)のサイズは13.4インチです。A4ノートの上にPCを置いて、大きさを比較してみました。青色の部分はA4ノートになっていて、DELL
XPS 13 (9350)の横幅はほぼA4ノートと同じ、そして奥行き方向はA4ノートよりも小さくできているのがわかります。
一般的な13型ノートPCはA4ノートよりもわずかに大きいものが多いのですが、DELL XPS 13 (9350)はそれらのノートPCよりも一回りコンパクトにできています。
本体はとても薄いです。厚みはたったの約14.8mm (ディスプレイがOLEDのとき)、または約15.3mm(OLEDディスプレイ以外の時)となっていて、非常にスリムです。
これだけコンパクトでスリムな上に軽いと、カバンに入れて持ち運ぶのもとても楽です。A4の資料やノートと一緒に入れてもかさばりませんし、大きめのカバンを用意する必要もありません。実際、筆者が使っている仕事用のカバンに入れても、問題なく入りました。肩から掛けても疲れにくいです。ビジネス用途として、出張やオフィスと自宅の往復で持ち運ぶのも問題ありません。
高速に動作する性能で、作業が快適に行える
搭載されているCPUは最新世代のCore Ultra 5またはCore Ultra 7で、メモリは16GB / 32GBから選択することができます。性能はとても高いです。そして、AIを高速に実行することができる水準を満たしたCopilot PCでもあります。
インターネットやメールなどの作業はもちろんのこと、WordやExcel、PowerPointを使った書類作成なども全く問題ありません。サクサク動作するので作業がはかどります。

メモリは最大で32GBまで搭載することができます。大きなデータを扱うことがある場合は選択してみると良いでしょう。
指紋センサーを搭載し、簡単ログインと高いセキュリティを実現
キーボードの右上に指紋センサーが搭載されています。電源ボタンを兼ねていて、ここに指を重ねると指紋を使った認証を行うことができます。

人に見られたくないデータや、仕事で扱う機密情報などが保存されていても、他人が勝手にパソコンを使うことができないので安全性が高まります。特にパソコンを外に持ち出して使う時は、この指紋センサーによるログインがあると安心です。
指紋情報はTPMセキュリティチップと呼ばれる、安全性が非常に高いチップ内に保存されます。外部からの攻撃にも強く、指紋情報や暗号化キーなどの情報を安全に保存・管理することが可能です。
カメラとマイクを搭載し、テレワークやリモート会議にも使える
ディスプレイの上部にはカメラが搭載されています。ディスプレイのフレームはとても細くなっていてカメラも小型化されていますが、しっかりと映すことができます。

Zoomなどのビデオ会議ソフトを使ってテレワークで仕事を進めることも問題ありません。
また、このカメラは顔認証にも対応しています。セキュリティを高めることができますし、パソコンを起動すると顔パスでログインできますので、素早くパソコンを使い始めることができます。
しっかり使える優れたデザインのキーボード
上でも簡単に紹介しましたが、キーボードは非常に優れたデザインになっています。それでいて、使いやすさもしっかり確保されていて、とても良いキーボードだと思います。
一番最初に気が付くのは、タッチパッドが見当たらないことです。確かにないように見えますが、実際は下の写真の青で囲ったあたりに存在しています。タッチパッドの縁とくぼみをなくし、スッキリとした見た目になっています。人目を引く優れたデザインだなと思います。
一般的なタッチパッドと同様に、マウスカーソルの移動やクリック、スクロール、二本指での操作などにも対応しています。また、手をホームポジションに置けば、自然とタッチパッドに触れられるので、タッチパッドの境界がなくても目で確認することなくスムーズに使うことができます。
続いてキーです。キーはフラットなデザインが採用されています。一般的なキーボードはキーが盛り上がっていてそれを押すような感じで使いますが、DELL
XPS 13ではフラットなキーを押し込む形になります。
キーとキーの間がほとんどないように見えると思いますが、キーを押し間違えたりするというようなこともなく、自然に入力することができました。打鍵感も良かったです。
半角・全角切り替えキーやShiftキー、Backspace、Enterキーなども十分な大きさがあります。問題なく使えるでしょう。
ファンクションキーは下の写真のようになっていて光ります。アルファベットや数字などのキーとは違って押してもへこまず、スマホの画面のようにタッチ式となっています。
通常は下の写真のように、音量や画面の明るさを調整するキーが使えるようになっていて、Fnキーを押すとF1やF5などのキーに切り替わるようになっています。
1画面に表示できる情報量が多く、綺麗な描写が可能なディスプレイ
ディスプレイはフレーム部分がとても細くなっていて、液晶画面の占有率がとても高いです。外観上、とても洗練された印象を受けます。
ディスプレイの解像度は3種類あり、フルHD+(1920×1200)とQHD+(2560×1600)、3K(2880×1800)となっています。
今回のレビューでは3K(2880×1800)の解像度のディスプレイを搭載したモデルを使用しました。OLED(有機EL)ディスプレイです。
ディスプレイの映りはとても良いです。OLEDディスプレイの色域は、sRGBカバー率とDCI-P3カバー率が100%、Adobe RGBカバー率が97.7%となっていました。とても発色の良いディスプレイで、色鮮やかで明るい表示が可能です。テキスト情報はもちろんのこと、画像や動画を見るのも良く、作品制作などのクリエイティブな活動にも適しています。
角度を変えて見ても映り方に変化はありません。とても見やすいディスプレイです。
一般的な使い方であれば、フルHD+のディスプレイを搭載したモデルで全く大丈夫です。動画や画像の編集やイラストやデザインなど、画質や色表現が重要になる作業を予定している方はQHD+や3Kのディスプレイを検討してみるのも良いでしょう。
また、QHD+と3のディスプレイは、指で画面をタッチして操作できるタッチ対応ディスプレイとなっています。
周辺機器との接続に使うポート類は少ない
周辺機器との接続に必要となるポート類は、USB Type-Cポート(Thunderbolt 4)が2つだけとなっています。HDMIやSDカードスロットなどは搭載されていません。ポート類が少ないのは残念なポイントです。


USB Type-Cポートは画面出力に対応しています。USB Type-Cに対応したモニターを使えば、USB Type-Cケーブルを使って、PCのディスプレイとモニターの2つの画面を使って作業をしたり、ノートPCの画面をモニターに映しながらプレゼンをしたりすることもできます。

しかし、モニターに接続する際には、まだまだHDMIが主流だといわざるを得ません。DELL XPS 13 (9350)にはUSB Type-Cポートしかないので、HDMIを使う場合には下の写真のように、USB Type-CポートをHDMIに変換するアダプターがあると便利です。このアダプターにHDMIケーブルを挿してモニターとつなげばOKです。
詳細はこちら → USB Type-C & HDMI変換アダプター

また、USB Type-AポートやHDMIポート、有線LANポートなどを1つのアダプターで利用できる製品もあります。自宅で作業するときなど、複数の周辺機器を同時に接続することが多い人はこちらの方が便利かもしれません。
詳細はこちら → USB Type-Cアダプター 5in1

実際、このアダプターを使用してHDMIケーブルをつなげることで、ノートパソコンの画面をモニターに映し出すことができました。PCの画面をそのまま映すだけということも、PCとモニターの2画面で異なる作業をすることも可能です。


Windows 11 HomeだけでなくWindows 11 Proも選択可能
OSはWindows 11 Home、またはWindows 11 Proを選択することができます。
ビジネス用途でよく使われるWindows 11 Proが選べるのはうれしいですね。ストレージ全体を暗号化できるBitlockerや、離れた場所にあるPCにログインできるリモートデスクトップなどが使えます。
特に、bitlockerが使えると万が一パソコンを置き忘れたり紛失したりしても、大事なデータを盗み見られる可能性がとても低くなるので安心です。
また、仮想化技術であるHyper-Vも利用できますので、プログラミングなどで利用する場合にも便利です。
ACアダプター
ACアダプターとケーブルになります。一般的なノートパソコンでは、ACアダプターとケーブルという2つの構成になっていることが多いのですが、XPS
13 (9350)では、ACアダプター、電源ケーブル、USB Type-Cケーブルの3構成になっています。
ACアダプターはとてもコンパクトにできていて、手のひらの半分以下のサイズにまとまります。
重さは電源コードやケーブルを含めて全体で257gとなっていました。問題なく使うことができます。
ちなみに、USB Type-CポートはPower Deliveryに対応しているので、モバイルバッテリーなどの充電器を使ってPCの充電をすることもできます。実際、最大20W以上出力可能なPower
Delivery対応の充電器を使用することで充電することができました。
主な仕様と選び方
DELL XPS 13 (9350)の仕様は以下のようになっています。
OS | Windows 11 Home / Pro |
---|---|
CPU | Core Ultra 5 226V Core Ultra 7 256V, 258V Core Ultra 9 288V |
メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | SSD 512GB / 1TB / 2TB |
ディスプレイ | 13.4インチ フルHD+(解像度:1920×1200) 非タッチ 非光沢 QHD+ (解像度:2560×1600) タッチパネル搭載 反射防止 3K (解像度:2880×1800) OLED タッチパネル搭載 反射防止 |
ポート類 | Thunderbolt 4(USB Type-C)×2 |
Office | 選択可 Office Personal 2021 Office Home & Business 2024 / 2021 Office Professional 2021 |
重さ | 約1.23kg |
今回のレビューで使用したDELL XPS 13 (9350)の主な仕様は以下の通りです。
CPU: Core Ultra 7 258V
メモリ: 32GB
ストレージ: SSD 1TB
ディスプレイ: 3K (解像度:2880×1800) OLED タッチパネル
OSはWindows 11 HomeまたはProから選ぶことができます。普通の使い方であればWindows 11 Homeで全く問題ありません。仕事で使用したり、SSD全体を暗号化してセキュリティを高めた使い方をしたい、というような場合はWindows
11 Proを選択してみてください。
CPUはCore Ultra 5、Core Ultra 7、Core Ultra 9から選べます。性能はCore Ultra 5 < Core
Ultra 7 < Core Ultra 9となりますが、いずれも最新CPUでとても高い性能を持っていますので、Core Ultra 5でもしっかりと使うことが可能です。
メモリは16GBが標準で、最大で32GBまで搭載できます。通常はメモリ16GBを選択すれば大丈夫です。とても高い性能を持った構成となります。インターネットやメール、SNS、Officeソフトを使った書類作成など、複数の作業を同時に行っても、とても快適に使うことができます。
メモリが16GBあると、大きなデータを扱うような処理などが快適に行えます。プログラミングや画像・動画処理などで使うのも良いでしょう。
ディスプレイはフルHD+、またはQHD+、3Kの解像度のものが用意されています。一般的な使い方であればフルHD+で問題ありません。より高精細な表示であったり、画質にこだわった使い方をするのであればQHD+や3Kのディスプレイを選択してみてください。3Kのディスプレイにすると、OLED(有機EL)となり非常に映りの良いディスプレイになります。
無線LANは従来からある11acや11axに対応しているだけでなく、最新の規格であるWi-Fi 7(11be)にも対応しています。11beに対応しているルーターが必要となりますが、非常に高速なWi-Fi通信が可能となります。
Officeソフトは、MicrosoftのOffice Personal、Office Home and Business、Office Professionalを選択することができます。バージョンは2021と2024から選べますが、2024の方が新しく、サポート期限が長くなります。
Office Home and BusinessにはWord、Excel、PowerPoint、Outlookが入っていますが、Office
PersonalにはWord、Excel、Outlookのみとなります。
PowerPointが必要であればOffice Home and Businessを、必要なければOffice Personalを選択すれば良いのですが、Office
Personal 2021はサポート期限がすぐに来てしまうので、Office Home and Business 2024の方が長い目で見ると良いのではないかと思います。
Office ProfessionalはOffice Home and Businessに含まれるソフトに加えて、PublisherというDTPソフトとAccessというデータベースソフトが含まれています。
ベンチマーク
CPUとストレージの性能を専用のソフト(PASSMARK 11)を用いて測定しました。
まずCPUです。スコアは21307となり、とても高い値を示しました。高速な処理が可能で、快適に使うことができます。

続いてストレージ(SSD)の性能です。スコアは45614となり、とても高速に動作することがわかりました。パソコンの起動や終了、アプリの動作やデータの読み書きが高速化されます。

デザインのチェック
DELL XPS 13 (9350)のデザインをチェックしてみましょう。カラーモデルはプラチナシルバーです。
ディスプレイを閉じたところです。プラチナシルバーのカラーの天板が爽やかです。どんな場面にも馴染みやすいカラーなので、プライベートにも仕事にも使いやすいです。
天板を開いたところです。ディスプレイのフレームが細く、とてもかっこよく見えます。
後ろ側から見たところです。
各側面の様子になります。
まとめ
DELL XPS 13 (9350)は性能が良くて、とてもかっこいいノートパソコンです。デザインを重視する人にとって良い1台だと思います。
ただ、ポート類が少ないので気になる人が多いかなと思います。普段、あまり周辺機器を使わないのであれば良いのですが、もし、機器を接続したいということであれば、USB
Type-Cで接続できる周辺機器を使ったり、アダプターを使ってカバーしていくことになると思います。
性能はとても優秀で、日常用途、仕事、そしてクリエイティブな用途にも使うことができます。コンパクトで軽く、持ち運ぶこともできるので、家でも外でも会社でも使いたいという人にとってもしっかり使えるでしょう。
詳細はこちら → XPS 13(9350) (直販サイト)