14インチで軽量 mouse X4体験レビュー
マウスコンピューターのmouse X4シリーズは、スッキリとしたスリムな本体で、約1.13kgという軽いノートパソコンです。ディスプレイは14インチとなっていて、画面が広くて見やすく、作業がしやすいです。
自宅やオフィスで使うだけでなく、カバンに入れて外に持ち出すことも簡単です。会社と自宅の両方で使ったり、カフェなどで作業することも楽にできます。
最新のCPUと最大16GBのメモリ、そして高速に動作するSSDを搭載していて、とても快適に使うことができます。
有線LANポートやHDMIポート、複数のUSBポート(標準サイズUSBポート、USB Type-C)が搭載されていて、ネット接続やプレゼン、周辺機器との接続も安心です。
実際にmouse X4シリーズを使ってみましたので、レビューをご紹介します。
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このページの内容
かっこいいデザイン
mouse X4シリーズには2種類のモデルがラインナップされています。1つはCPUにCore iシリーズを搭載したモデルで、カラーはブラックとなります。
天板はブラックで、マウスコンピューターのロゴマークと文字が刻印されています。上品で落ち着いた色合いです。
キーボードとディスプレイのフレームもブラックとなっています。本体はスリムなので、洗練された印象があります。
キーボードになります。フラットなキーボードで、刻印されているフォントもかっこいいです。
本体の各側面になります。
もう一つはCPUにRyzen 5を搭載したモデルで、カラーは天板がレッド、キーボードがブラックとなります。下の2枚の写真はマウスコンピューターのmouse
X5シリーズのものになりますが、見た目はほぼ同じですので参考にしてみてください。
天板のカラーはレッドで、中央にマウスコンピューターのロゴマークが刻印されています。マウスの好きなチーズをイメージしているように見えますね。
ディスプレイ側から見ると、キーボードやディスプレイのフレームのカラーはブラックとなっています。レッドとブラックの組み合わせはとてもスタイリッシュです。おしゃれな使い方ができそうです。
仕事からプライベートまで幅広く使える高い性能で、10万を切るリーズナブルな価格
mouse X4シリーズには、CPUにRyzen 5を搭載したモデルと、Core i5またはCore i7を搭載したモデルの2種類が用意されています。
どのCPUも性能が高く、快適に使うことができます。仕事でメールの送受信をしたり、Officeソフトを使って書類作成をするのも全く問題ありません。プライベートでネットショッピングをしたり、動画や画像を見たり、ブログやSNSを更新するのも問題ありません。サクサク動いて快適に使うことができます。
各CPUの詳細については、この下の性能と仕様のところで解説していますので、そちらをご参照ください。
mouse X4シリーズは7万円台後半の価格から購入することができます。とてもお手頃な価格です。性能が良いので、お買い得なノートパソコンと言えます。
14インチの少し広い画面で作業ができる軽くて使いやすいノートパソコン
マウスコンピューターのmouse X4シリーズは、14インチのディスプレイを搭載し、わずか1.13kgというとても軽いノートパソコンです。
持ち運んだり移動させたりするのも楽にできて、とても扱いやすいです。会社と自宅の両方で使うために持ち運んだり、ブログの執筆でカフェに持って行ったりというような使い方も楽にできます。
今回のレビューでは、CPUにCore i5を搭載したモデルを使用しています。実際に重さを計ってみると約1.12kgとなっていて、カタログに掲載された値よりも少しだけ軽かったです。
また、14インチのディスプレイサイズがあるので、15インチほどではないものの、広めの画面で快適に作業ができます。文字が見やすくなりますし、作業領域が広く確保できます。
mouse X4シリーズの上にA4ノートを重ねてみると、PCの横幅がわずかながらノートよりも大きかったですが、ほぼA4サイズと言ってもいいでしょう。
ディスプレイを閉じた状態の本体は約17.5mmと薄くできています。
コンパクトでスリムなので、爽やかに机の上に置くことができます。圧迫感がなくて邪魔にならないのがいいですね。
カバンに入れて持ち運ぶのも大丈夫そうです。A4ノートとほぼ同じサイズで厚みも抑えられているので、かさばることもなく、スペースにも余裕があります。
キーボード
キーボードはスタイリッシュな雰囲気が感じられるデザインになっています。
キー同士の間隔が詰まっているように見えるかもしれませんが、入力にあたっては全く気になりませんでした。キーの中心同士の距離は18mmとなっていて、通常のキーボードと同程度ですので、問題なくキー入力ができます。
EnterキーやBackspaceキーなども十分な大きさがあって使いやすいです。
キーボードを拡大したところです。
キーを押したところです。深さは約1.4mmです。打鍵感が程よく感じられ、快適に入力できます。
タッチパッドです。
パームレストは指紋や油分がつきにくくなっています。付いたとしても目立ちにくいので、爽やかに使うことができるでしょう。
バックライトにも対応しています。照明の落ちたセミナールームなどで使うのに便利です。
見やすくて映りの良いフルHDディスプレイ
mouse X4シリーズは、ディスプレイのフレームがとてもスリムになっていて、洗練された印象があります。しかもより画面に集中できるので、作業もしやすいです。
ディスプレイは映りが良く、色合いも綺麗に表示されます。
上や横からなど、見る角度を変えても映り方が変化することがないので、とても見やすいです。
解像度は1920×1080(フルHD)となっています。ノングレア液晶(非光沢)なので、室内の蛍光灯などが映りこむということも少なくなります。
有線LANやHDMIが搭載され、安心のインターフェース
mouse X4には良く使われるインターフェースが搭載されていて、周辺機器との接続にも安心して対応することができます。
USBポートは3種類で合計4つ搭載されています。複数のUSB機器を同時に接続するのも問題ありません。USB3.0の方がUSB2.0よりも転送速度が速いので、大きなデータや大量のデータをやり取りするようなときは、USB3.0を使うと良いでしょう。マウスのケーブルなど、スピードが重視されないものを接続する場合は、USB2.0を使うと良いです。
インターネットにはWi-Fiで接続できるだけでなく、有線LANポートが搭載されているので、LANケーブルを挿してインターネットに接続することができます。自宅にWi-Fiルーターを設置していない場合や、Wi-Fiが使えないホテルに宿泊したような場合でも、追加機器を購入することなくネットが使えるので安心です。
HDMIポートが搭載されています。HDMIケーブルを使ってモニターとPCをつなげれば、簡単にPCの画面を映し出すことができます。プレゼンで使ったり、YouTubeなどの動画を自宅のテレビに映し出して見たりすることができます。
SDカードスロットについては、CPUにRyzenを搭載したモデルには、micro SDカードスロットが搭載されています。一方で、CPUにCore
i5 / Core i7を搭載したモデルにはSDカードスロットは搭載されていません。SDカードをパソコンから操作したい人は、このような違いがありますのでご注意ください。
オフィスモードとハイパフォーマンスモード
mouse X4シリーズには、オフィスで使用するのに最適なオフィスモードと、よりCPUの性能を高めて使うことができるハイパフォーマンスモードという2つのモードが用意されています。使い方は、画面左下のWindowsアイコンをクリックして、Control
Centerというアプリを開くことで使用できます。
オフィスモードではCPUの性能が抑えられています。インターネットやメール、SNS、Officeソフトを使った書類作成など、CPUのパワーをそれほど必要としない作業をする場合に最適です。負荷がかかっても静かに使うことが可能です。
一方でハイパフォーマンスモードではCPUの性能が高められた状態で使うことができ、負荷がかかるような処理を短時間で終えることができます。プログラミング作業など、実行完了までに時間がかかるような処理をするときはハイパフォーマンスモードにすると良いでしょう。
顔認証に対応したカメラ
ディスプレイ上部にはカメラが搭載されています。顔認証に対応しています。パスワードなしでログインすることができるだけでなく、他人が勝手にパソコンを使用することを防ぐことができます。セキュリティを高めることができ、大事なデータを守ります。
バッテリー持続時間は約12時間
バッテリーの持続時間は最大約12時間となっています。ACアダプターなしでも、一日使えそうです。
ACアダプターは下の写真のように小型です。コードを含めても230gとなっていて、とても軽いです。手の平よりもコンパクトなので、カバンに入れても問題なく持ち運ぶことができます。
主な仕様と選び方
マウスコンピューターのmouse X4シリーズのスペックをご紹介します。なお、製品仕様・販売価格については変更となる可能性があることをご了解ください。
Ryzen 5搭載モデル (mouse X4-B) |
Core i5/i7搭載モデル (mouse X4-i5 mouse X4-i7) |
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OS | Windows 10 Home / Pro | Windows 10 Home / Pro Windows 10 Home Sモード |
CPU | Ryzen 5 3500U | Core i5-10210U / Core i7-10510U |
メモリ | 8GB / 16GB | |
ストレージ | SSD 256GB / 512GB / 1TB | |
グラフィックス | Radeon Vega 8 | インテルUHD |
ディスプレイ | フルHD 非光沢 解像度:1,920×1,080 14インチ |
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Office | 選択可 Office Home and Business Office Personal Office Professional |
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重量 | 約1.13kg | |
カラー | レッド/ブラック | ブラック |
今回のレビューで使用したmouse X4シリーズの主な仕様は以下の通りです。メーカーからの貸し出し機になります。
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i5-10210U
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 256GB
CPUはRyzen 5を搭載したモデルと、Core i5またはCore i7を搭載したモデルの2種類があります。
両者の違いは以下のようになります。黄色で示したものは、mouse X4シリーズで選択できるCPUです。一番高い性能になるのはCore i7です。次にRyzen
5とCore i5になりますが、Ryzen 5もCore i5もほぼ同程度の性能と考えて大丈夫です。価格的にはRyzen 5の方が安くなりますので、Ryzen
5の方がお得感はあります。
メモリは8GBまたは16GBを選択することができます。
ストレージは高速に動作するSSDが搭載されています。サクサク快適に動作します。ストレージの容量を増やしたり、より高速に動作するSSDに変更することが、他メーカーと比較して安価にできるのが魅力です。
文書作成に必要なMicrosoftのOfficeの有無もカスタマイズ画面で選択することができます。Office Personal、Office
Home and Business、Office Professionalから選べます。Word、Excelのみで充分ならOffice Personal、PowerPointも必要なOffice
Home and Businessを選択すると良いでしょう。メールソフトであるOutLookはどのバージョンにも含まれています。
OSはWindows 10 Home / Proに加えて、Windows 10 Home Sモードも選択できます。一般的な使い方であれば、Windows
10 Homeで問題ありません。ビジネスで使う場合や、セキュリティをより強化したい人、Hyper-Vという仮想化機能を使いたい人はWindows
10 Proを選択すると良いです。Windows 10 Home Sモードはセキュリティが強化されたバージョンで、Microsoftストアのアプリしかインストールできません。後から解除することが可能ですが、購入時にWindows
10 HomeかProを選択しておくと、シンプルで分かりやすいと思います。
CPUの性能測定
PASSMARKというソフトを使って、CPUの性能を測定しました。
上述した通り、mouse X4シリーズはオフィスモードとハイパフォーマンスモードという2つのモードで使うことができます。両者でCPUのパフォーマンスがどれくらいかを計測しました。
まず、オフィスモードです。CPUのパフォーマンスはやや抑え気味で、Core i3-10110U程度となりました。この状態でも、パソコンの動作は快適です。インターネットやメール、Officeソフトを使った作業、動画や画像鑑賞など、サクサク動作します。
続いて、ハイパフォーマンスモードです。こちらはとても高いパフォーマンスを発揮しました。オフィスモードに比べて30%の性能アップとなりました。オフィスモードでは時間がかかるような処理や重たいと感じるような作業を実行するときには、こちらのモードにしてみると良いでしょう。
まとめ
mouse X4シリーズは軽くて使いやすく、しかも14インチの少し広めの画面で作業がしやすいノートパソコンです。
スリムでデザインも良いので、かっこ良く使えそうですね。仕事でもプライベートでも良く似合いそうです。
性能も良いですし、手ごろな価格帯ですので、とてもお買い得な製品です。是非検討してみてください。
現在、最新のCPUであるRyzen 5 4600Hを搭載したモデルが登場していています。
詳細はこちら → mouse X4シリーズ (直販サイト)