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[レビュー]レノボThinkPad X13 Gen 4はコンパクトで軽量な高性能モバイルノートPC





レノボのThinkPad X13 Gen 4は、A4サイズの筐体に13.3インチのディスプレイを搭載したノートパソコンです。約1.1kg前後の軽量な製品で、気軽に持ち運ぶことができます。

プライバシーを守るカメラレンズカバーや指紋センサー、顔認証機能を搭載することができるなど、セキュリティ面も安心です。

綺麗な表示が可能なIPSディスプレイを搭載していて、高精細なWQXGA(2560×1600)液晶を選択することも可能です。

実際に、レノボのThinkPad X13 Gen 4を実際に使用してみましたので、レビューをご紹介します。


詳細はこちら → Lenovo ThinkPad X13 Gen 4 (直販サイト)





このページの内容






レノボThinkPad X13 Gen 4の特徴


ThinkPad X13 Gen 4には下のような特徴があります。


良いところ


・1.1kg前後の軽量なノートパソコン
・持ち運びに便利
・バッテリー駆動時間が長い
・ディスプレイの映りが良く、見やすい
・性能が良く、快適に使える
・作業の効率が上がるキーボード
・充実のセキュリティ


気になる点


・SDカードスロットは非搭載


これらについて、以下で詳しく解説しています。


詳細はこちら → Lenovo ThinkPad X13 Gen 4 (直販サイト)





出張やテレワークなど、持ち運びに便利なコンパクトで軽い筐体


最近はテレワークで仕事をすることが増えてきましたが、自宅でも会社でも使えるノートパソコンとして、13.3インチのモバイルノートパソコンが人気です。

レノボのThinkPad X13 Gen 4はディスプレイのサイズが13.3インチで、重さがわずか約1.1kg前後のコンパクトでとても軽いノートパソコンです。軽々と持つことができて、部屋から部屋へ移動したり、カバンに入れて外に持ち運ぶということが簡単にできます。




実測で重さ早く1.15kgでした。軽いですね。




A4ノートとの大きさ比べです。下の写真のように、A4ノートよりもほんのわずかに大きいいくらいです。ほぼA4サイズです。




本体の厚みも抑えられています。実際にカバンに入れてみて肩から提げてみても、とても楽に持ち運ぶことができました。A4サイズなので、カバンの中のスペースにも余裕がありました。

とても持ち運びに便利なノートパソコンです。




仕事にピッタリなブラックのボディ


本体カラーはブラックとなっていて、とても落ち着きのあるデザインに仕上がっています。着実に、かつ、しっかりと仕事を進めることができそうですね。

なお、トップカバーは多くのモデルでハイブリッドカーボンファイバーが採用されています。CPU等の構成をカスタマイズできるモデルでは100%カーボンファイバーも選択できるようになっているようです。

本レビューで使用したモデルはハイブリッドカーボンファイバー製のトップカバーとなっていて、とても上品な色合いと手触りでした。




キーボードとディスプレイもブラックで統一されています。全体的なデザインは、ThinkPadシリーズを踏襲しています。








効率的に作業が進む高い性能


インテル製の最新CPUと8GB~32GBのメモリ、そしてSSDが搭載されています。実際にCPUのベンチマークを計測してみても、とても高い性能でしっかり使うことができます。インテル製のCPUなので、他のソフトとの互換性もしっかりしていて安定して使うことができます。




インターネットでの検索やプレゼン、テレワークでの作業、WordやExcel、PowerPointなどを使った書類作成などの作業を効率よく進めることができます。




インターネットへの接続はWi-Fiでの接続 オプションでLTEにも対応可能


インターネットへの接続は基本的にはWi-Fiを使います。

また、オプションになりますが、SIMカードを使ったLTE回線でのネット接続も可能です。SIMフリーでnano SIMカードに対応しています。いつでもどこでもネットに接続できます。外出先でネットに接続することが多い人にとっては、すぐにネットが使えるので便利ですね。

SIMカードによるLTE通信は、構成をカスタマイズできるモデルで可能となります。LTE通信を可能にするには、カスタマイズ画面の「WWAN」の項目を変更してください。





セキュリティ


カメラにはThinkShutterと呼ばれる撮影防止用フィルターが搭載されています。テレワークなどでカメラを使っていると、気がつかないうちに映っていたということがありますので、カメラを使わないときはこのフィルターをしておくと安心です。




また、カメラには顔認証機能を搭載することが可能です。標準状態では顔認証機能はありませんので、必要な場合は内蔵カメラの項目で「IRカメラ」の記載があるモデル、または構成のカスタマイズ画面で「IRカメラ」を選択すると良いです。


さらに、指紋センサーも搭載されています。電源ボタンと兼用になっています。知らない間に他人にパソコンを操作されるという心配がなくなるので安心ですね。




認証に使われる顔の情報や指紋の情報は、TPMセキュリティチップと呼ばれる強固なチップ内に厳重に保存されます。万が一このチップが抜き取られても、絶対に読み取ることは不可能ですので、安心して使用することが可能です。




キーボード


Lenovo ThinkPadシリーズのキーボードは、操作がしやすいと定評があります。




個人的にはとても打鍵感が良いですね。快適に入力できます。




Enterキー周辺の「@」や「け」「む」などのキーが、少し小さくて窮屈な感じがしますが、特に問題なく使うことができます。

キーボードの真ん中にある赤いトラックポイントでマウスカーソルを移動できます。しかも、クリックボタンがタッチパッドの上側にあるので、手をタッチパッドに移動させなくてもクリック操作もできてしまいます。作業がとてもはかどるキーボードです。




タッチパッドです。クリックボタンは上側にありますが、タッチパッド自体をクリックすることもできます。







ディスプレイ


ThinkPad X13 Gen 4のディスプレイは、複数の種類から選択することができます。

一般的な用途であれば、WUXGA液晶(1920×1200)、マルチタッチ非対応のディスプレイで全く問題ありません。一般的なフルHDのディスプレイよりも縦方向の情報量が増えます。一度に視認できる情報量が多くなるので、スクロールする回数が減り、作業効率がアップします。

画面にタッチして操作したいということであれば、タッチ対応のディスプレイを選択してみてください。より解像度が高くOLED (有機EL)ディスプレイも選択することが可能です。

今回は、WUXGA液晶(解像度1920×1200)のディスプレイを搭載したモデルを使用しています。sRGBカバー率は98.3%となっていて色合いも自然で、とても映りの良いディスプレイです。




真正面からだけでなく、どの角度から見ても綺麗に表示されます。




非光沢液晶なので蛍光灯の映り込みも抑えられ、見やすいディスプレイです。







周辺機器との接続に用いるポート類


周辺機器との接続に用いるポート類は以下のようになっています。

・HDMIポート
・USB3.2ポート×2
・USB Type-Cポート(Thuderbolt 4)×2
・マイク・ヘッドフォンジャック

SDカードスロットは搭載されていません。

USBポートが2種類で合計4つ搭載されていて充実しています。USB Type-CポートはACアダプターを接続するのにも使われます。








ディスプレイ出力は、HDMIポート、またはUSB Type-Cポートから行えます。プレゼンを行ったりマルチモニターでの使用も問題ありません。




HDMIケーブルを使って、実際にPCの画面をモニターに映し出すことができました。PCと同じ画面を表示したり、PCの画面を拡張してPCとモニターの2画面で作業することも可能です。




もちろん、USB Type-Cでも画面出力が可能です。







Windows 11 Proを選択可能


ThinkPad X13 Gen 4はOSにWindows 11 Homeだけでなく、Windows 11 Proも選択することができます。

Windows 11 Proを選択するとbitlockerと呼ばれる機能が使えるようになり、ストレージ全体を暗号化することができます。外に持ち出したときに万が一パソコンが盗難にあっても、ストレージが暗号化されているのでデータを盗み見られる心配がなくなります。大事なデータを守ることができるので安心です。





テレワークやリモート会議もOK


ThinkPad X13 Gen 4にはカメラとマイク、そしてスピーカーが搭載されています。

[ディスプレイ上部に搭載されているカメラとマイク]



また、キーボードの左右にはスピーカーも搭載されています。一般的なノートPCよりも大きいスピーカーです。音楽を聴いたときはややライトかなという印象でしたが、動画を見たりZoomなどで会話を聞いたりするのは問題ないと思います。

[スピーカー]



テレワークではZoomやTeams、Skypeなどを使って仕事を進めて行くことが多いと思いますが、ビデオ会議ソフトを使ってしっかりと作業進めることが可能です。

もちろん、最新のCPUと8GB以上のメモリを搭載可能なので、ビデオ会議ソフトを使いながら作業するのも全く問題ありません。




最大22.9時間のバッテリーと小型ACアダプター


バッテリーのもちは良く、最大22.9時間となっています。ただ、CPUやタッチパエル搭載の有無によって駆動時間は変わります。それでも、フル充電しておけば、一般的な作業であれば一日使えるでしょう。

また、ACアダプターは下の写真のようになっています。




ケーブルを含めた全体の重さは約311gとなっています。一般的なノートPCのものよりも若干重いですが問題のない範囲です。




Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーを使ってPCを充電することも可能です。今回、PCの電源がOFFのときは最大20W以上出力可能なモバイルバッテリーで、PCの電源がONの時は45W以上出力可能なモバイルバッテリーを使うことで充電できました。






主な仕様と選び方


レノボThinkPad X13 Gen 4のスペックを確認してみましょう。

 OS Windows 11 Home / Pro
CPU Core i3-1315U
Core i5-1335U
Core i7-1355U
Core i5-1345U vPro Enterprise
Core i7-1365U vPro Enterprise
メモリー 8GB / 16GB / 32GB
ストレージ SSD 256GB / 512GB / 1TB / 2TB
ポート類 USB3.2 × 2
USB Type-C (Thunderbolt 4) × 2
HDMI
ディスプレイ 13.3インチ
WUXGA IPS液晶(1920x1200)
WQXGA OLED (有機EL)(2560x1600)
タッチパネル/非タッチパネル
バッテリー  最大22.5時間
重さ 約1.09kg ~


今回のレビューで使用したThinkPad X13 Gen 4の主な仕様は以下の通りです(メーカー貸出機)。

OS:Windows 11 Home
CPU:Core i5-1335U
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 512GB
ディスプレイ:WUXGA IPS液晶 解像度:1920×1200 タッチ非対応


OSはWindows 11 Home またはWindows 11 Proから選ぶことができます。通常はWindows 11 Homeで全く問題ありません。仕事で指定があるような場合や、bitlockerやHyper-Vなどの機能を使いたいということであれば、Windows 11 Proを選択してみてください。

CPUはCore i3 / Core i5 / Core i7から選択できます。性能はCore i7 > Core i5 > Core i3となります。Core i5、メモリ8GBを選択しておくと、スタンダードな構成になります。

vPro EnterpriseとなっているCPUはビジネス向けになります。より高度な使い方が可能になりますが、その分価格も高くなります。仕事で必要な場合以外はvPro Enterprise以外のCPUから選択すれば大丈夫です。

ディスプレイは上述したように複数の候補が用意されています。通常は、WUXGA IPS液晶(1920x1200) タッチパネル非搭載のモデルで問題ありませんが、より高精細で鮮やかな表示が良い場合は、WQXGA (2560x1600) OLED (有機EL)ディスプレイを選択してみてください。

Officeソフトを搭載することも可能です。構成のカスタマイズ画面で、Office Personal、Office Home and Business、Office Professionalを選択することが可能です。

Word、Excel、PowerPoint、Outlookが必要であればOffice Home and Businessを、WordとExcel、OutlookだけでよければOffice Personalを選んでみてください。




ベンチマーク


CPUとSSD(ストレージ)の性能をPassmark 11というソフトを使って測定しました。使用した製品のスペックについては、主な仕様と選び方の項をご参照ください。

CPUのスコアは14767となりました。とても高い性能です。ネットやメールの送受信、Word、Excelなどの資料作成等、とても快適に使うことができます。




続いてSSDの速度です。非常に高いスコアが出ていて、とても高速な動作です。






デザインのチェック


それではThinkPad X13 Gen 4のデザインを確認してみましょう。

ハイブリッドカーボンファイバーでできたトップカバーになります。クオリティの高さが感じられる仕上がりです。




カメラの部分は下の写真のようになっています。良いアクセントになっています。




ディスプレイの縦方向の解像度が高いので、フルHDディスプレイよりも一度に表示できる情報量が多くなります。
















本体の各側面の写真になります。













まとめ


ThinkPad X13 Gen 4はコンパクトで軽く、持ち運びに便利なノートパソコンです。

ちょっと場所を変えて作業をしてみたり、カバンに入れて外に持って行くということが簡単にできます。また、映りの良いディスプレイが搭載されています。性能も高いので作業がはかどります。仕事が効率よく進むでしょう。

仕事などでノートパソコンを外に持ち出すことが多いような場合には非常に便利ですので、是非検討してみてはいかがでしょうか。


詳細はこちら → Lenovo ThinkPad X13 Gen 4 (直販サイト)





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