記事内に広告を含む場合があります。

誇大な宣伝や表現とならないよう配慮し、コンテンツを制作しておりますのでご安心ください。万が一、不適切な表現など見つけられましたら、お問合せフォームからご連絡頂けると幸いです。

ホーム » ネット接続 » 出張や旅行時に安全にインターネットに接続する方法

出張や旅行時に安全にインターネットに接続する方法




出張や旅行をしたときにノートパソコンやタブレットをインターネットに接続しなければならない場合があります。しかし、外出先では自宅のLANと違ってセキュリティを気にしなければなりません。公衆無線LANで接続した場合など、間違った使い方をすると通信内容が盗み見されてしまいます。個人情報の流出や、機密情報の漏えいにつながり、大きな損害を被る可能性があります。では、どのようにすれば外出先でも安全にインターネットに接続することができるでしょうか?



格安SIM 国内の広い範囲をカバーしていて安価に使える




格安SIMカードをノートパソコンやモバイルルーターに挿すと、自分だけの回線を確保できるので、誰からも盗み見られることなく、インターネットに安全に接続できるようになります。


スマホや携帯電話と同じLTEや4G回線を使ってインターネットに接続することができます。そのため、スマホがつながるエリアならどこでも利用できますので、国内の広い範囲をカバーしているのも魅力的です。出張が多くていろいろなところに行く人や、ノートパソコンを外に持ち出して、カフェや図書館など様々な場所で使用するというような場合に便利です。


また、国際ローミングに対応しているものを選択すれば、そのまま海外でもネットに安全に接続できます。外国のネット環境はどのようなものか全く見当がつかないことが多いので、SIMカードを使うのが一番安全に接続できる方法になります。


格安SIMは非常に安価に利用できるので、毎月の通信費用を抑えられるのも魅力的です。毎月何GBくらいの通信量が発生しているのかを把握しておくと、適切なSIMを選択できます。


 ノートPCで格安SIMを利用したネット通信を行う方法





WiMAX 定額で使い放題だから通信量を気にしなくて良い




WiMAXという無線LANサービスがあります。これは無線LANでの接続が家でも外でもどこでもできるというサービスです。公共の無線LANではありません。ちょうど携帯電話が電波が届くところであれば家でも外でもどこでも電話できるように、対象エリアであればどこでも無線LANが使えるというサービスです。


自分だけの回線が確保されるので、誰からも不正に接続されることなく安全にインターネットを利用することができます。


対象エリア外では使えないのが不便なところですが、かなりのエリアがサポートされています。都市部ではほとんどカバーされていると言ってもいいです。So-net(ソネット)やBiglobe(ビッグローブ)、GMOとくとくBBなどの会社がこれらのサービスを提供しています。


外出するときはキャリアが提供する小型のモバイル・ルーターを持っていきます。これがあれば、ノートパソコンやタブレットを屋外でもインターネットに接続することができます。


WiMAXの便利なところは、通信量の上限がないものが多く、たくさん使用しても定額という点です。月額3,000円~4,000円程度で利用でき、通信量が多い人はかなりお得です。動画や画像を見るようなことがあっても全く気にする必要はありません。


自宅でも屋外でも使えますので、自宅用の回線をWiMAXにしている人もたくさんいます。モバイル環境でもパソコンを使う人は、自宅の回線をWiMAXにすればかなりの通信費を節約できます。また、外出先でスマホをWiMAXにつなぐことでWiFi通信ができますので、スマホのパケット使用量上限のプランを見直すことができ、スマホの通信費の節約にもなります


 おすすめのWiMAXプロバイダー



テザリング スマホだけでネットにつながるが、通信量の上限とバッテリーの消耗に注意




スマホをwifiのルータとして、ノートパソコンやタブレットを接続してネットにアクセスできるサービスです。公衆の無線LANは使わずに、屋外でdocomoやソフトバンク、auなど携帯キャリアの回線を利用してネットアクセスができます。とても安全にアクセスできます。ただし、契約プランによっては費用が高くなることがあります。


また、通信会社によって通信できる上限が決まっています。それを超えると制限がかかります。この上限に引っかかると、Yahooのトップページを表示するだけで30秒もかかるようになったり、メールの送受信だけでも1分以上も待たされたりなど、ものすごく時間がかかるようになり、とてもストレスを感じるようになります。


通信量の上限にひっかかるというのは、スマホで通信したデータとテザリングで通信したデータの合計が通信会社が決めた上限を超えた場合です。スマホとしてあまり通信していなくても、テザリングでインターネットをたくさんすると、あっという間に上限を超えてしまいます。


また、テザリングをするとスマホのバッテリーの減りが早くなります。10分間のテザリングを数回繰り返しただけで、バッテリー残量が30%になったこともあります。


もし、出張や旅行など外出時に、ほんのわずかしかネットにパソコンをつながないのであれば、テザリングでも全然問題ありません。とても安心してインターネットに接続できます。


ただ、テザリングを長時間利用するようなことがある場合は、スマホのバッテリーも気にしなければなりませんし、通信量の上限も気にしなければならず、少し疲れるかもしれません。


外出先で頻繁にテザリングを使用するようであれば、他の方法を検討した方が良いでしょう。



個人用VPN


公衆無線LANやホテルの無線LANを使う場合には通信内容を盗み見される危険性があります。テザリングやwimaxはそのような危険性は全くないのですが、多くの人が同じ暗号化キーを使ってアクセスする公共無線LANに接続する際には、細心の注意が必要です。


カフェや空港など公衆wifiの危険性とセキュリティ対策のページでも紹介しているように、サイトを普通に閲覧する程度なら問題ないのですが、IDとパスワードでログインするようなサービスやクレジットカードを入力するようなサイトは、SSLを用いても盗み見される危険が残っています。


しかし、VPNを使って通信自体を暗号化してしまうとそのような危険性はなくなります。企業ではVPNを構築して外部からでも社内のコンピューターにアクセスすることができるようになっているところも多いですが、個人ではなかなか実現できませんでした。しかし、最近個人用のVPNソフトが登場し、個人でも利用することができるようになりました。


ホテルのLANや公衆無線LANにノートパソコンやタブレットをつないで、ログイン認証を行うようなサイトを利用する場合には、導入を検討してみてください。




  1. WiMAXのおすすめプロバイダー
  2. 持ち運び用ノートパソコンに潜む故障のリスクとは?
  3. 国内・海外のホテルでノートパソコンを使う時に気をつけたい5つのこと
  4. カフェや空港など公衆wifiの危険性とセキュリティ対策
  5. 空港でノートパソコンを取り扱う時の4つの注意点

















プライバシー・ポリシー