HP Spectre 13レビュー デキる人に見える薄くて軽いスタイリッシュなノートPC
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もちろん見た目の良さだけではありません。CPUはCore i5またはCore i7でメモリは8GBまたは16GB、SSDを搭載していて、性能も非常に高くサクサクと高速に動作します。
実際にSpectre 13を使ってみましたので、レビューをご紹介します。
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このページの内容
薄さ10.4-12.5mm、重さ約1.11kgの薄くて軽いノートPCだから持ち運びに便利
Spectre 13は本体を閉じた状態で一番薄い部分が10.4mm、一番厚い部分でも12.5mmしかない非常に薄くてすっきりしたノートパソコンです。下の写真のように、とても薄いのがよくわかります。
天板を開いた状態にするとキーボード部分の薄さがよくわかります。ここまで薄いノートパソコンはなかなかありません。
薄いと強度は大丈夫か?と感じるかもしれませんね。しかし、Spectre 13のボディはアルミニウムでできていて、非常に頑丈そうな作りになっています。
重さは約1.11kgで、下の写真のように片手でも簡単に持ち上げることができます。これくらい軽いと持ち運んでも肩がこらないので楽です。
大きさは13.3インチで、A4ノートよりも少しだけ大きいくらいです。A4ノートと一緒にカバンに入れてもかさばることなく、スッキリと持ち運べます。
高い性能を備えていて高速に動作する
HP Spectre 13はCPUにCore i5またはCore i7、メモリは8GBまたは16GBを選ぶことができて、とても高い性能を備えています。
しかも、ストレージはPCIeタイプのSSDを搭載しているので、アプリの起動や読み書きが非常に高速に動作します。
今回のレビューで、CPUがCore i7、メモリは16GBのものを使用したところ、パソコン本体の起動が高速でしたし、ネットを見るのも文書を作成するのもサクサク動いてとても快適でした。ファンの音も静かでさわやかに使用することができます。
ノートPCを外に持ち運んで使う時に動作がモタモタしているととてもイライラしますが、HP Spectre 13は高速に動作するので外でも仕事がはかどること間違いなしです。
高級感のあるデザインでデキる人を演出
ビジネスでノートパソコンを使う場合には、持っているパソコンがスタイリッシュだと、仕事ができる印象を相手に与えることができます。デザイナーやクリエーターなどはその点を意識していている人が多いです。顧客に対してプレゼンや打ち合わせなどでノートパソコンを使う場合には、かっこいいノートPCを持っていくと成果が出やすくなるかもしれませんね。
HP Spectre 13は高級感のあるデザインが特徴的です。薄さを極めたスリムなボディはもちろんのこと、落ち着いた上品なブラックカラーのボディにゴールドの金属が優美に調和しています。
落ち着いた上品なブラックのカラーが良い感じです。
キーボードとディスプレイをつなぐ部分にはゴールドのリングが備え付けられています。
背面側も手を抜くことなく、エレガントなデザインが施されています。
セラミックホワイトのものもあわせてご紹介します。
操作感の良いキーボード
Spectre 13のキーボードは下の写真のようになっています。ボディカラーにアッシュブラックを選択すると英語キーボードになり、セラミックホワイトを選ぶと日本語キーボードとなります。今回はアッシュブラックのものなので、英語キーボードでのレビューをご紹介します。
キーの間隔(キーピッチ)は19mmです。標準的な間隔になっていて窮屈さを感じることなく快適に入力できます。キーの深さ(キーストローク)は1.3mmです。浅めのように思いますが、実際に入力すると指にキーがフィットするので、浅いと感じることはなかったです。
キーボードの左半分です。キーの大きさは特に問題ありません。数字キーやアルファベットキーは標準的な大きさで、タブキーやShiftキー、スペースキーも十分な大きさがあります。
キーボードの右半分です。英語キーボードの特徴で、PやL、Mキーの横の記号キーの配置が日本語キーボードとは異なります。日本語キーボードに慣れている人は最初迷うかもしれません。
タッチパッドです。クリックやカーソル移動は滑らかで問題ありません。
Windows 10 Pro搭載でデータ暗号化機能が使えるから、セキュリティを高められる
ノートパソコンを外に持ち出して使う場合には、盗難や置き忘れが起きないとも限りません。パソコンから大事なデータを抜き取られてしまっては大変です。
HP Spectre 13はOSにWindows 10 Proを搭載しているので、標準でbitlockerというストレージの暗号化機能を使うことができます。
ストレージ全体を暗号化しておけば、パソコンからストレージを取り出して別のパソコンで読みだすということがほぼ不可能になります。Spectre 13はTPMチップを搭載しているので、暗号化に使用したキーを取り出すことも不可能です。
データをしっかり守ることができる作りになっていて安心です。
見やすい液晶ディスプレイ
Spectre 13はフルHD、IPSの液晶ディスプレイを搭載しています。とても鮮やかな画面を見ることができます。
Officeソフトで文書を作成したり、メールやネットをするのにも見やすいですし、動画や写真を楽しむのも問題ありません。
ディスプレイを取り囲む額縁が狭くなっていてデザイン的にも良い感じです。ディスプレイの大きさはしっかり確保しつつ、パソコン本体の小型化も実現できています。
また、このディスプレイはタッチパネルですので、指で操作することが可能です。
ノイズキャンセル機能が搭載されていて、ビデオ会議などで雑音があってもクリアに伝わる
仕事などで外出先からSkypeやGoogle Hangoutなどでビデオ会議に参加する場合、周囲のノイズが邪魔になってうまく伝わらないことがあります。
Spectre 13にはノイズキャンセル機能が搭載されていて、相手にクリアな声を届けることが可能になります。ビデオ会議がスムーズに進むようになってとても便利です。
バッテリー持続時間は最大11時間
Spectre 13のバッテリー持続時間は最大約11時間です。動画を長時間見たり、負荷のかかる処理をするなど、使い方によってはこれよりも短くはなりますが、通常はフルで充電しておけば一日使うのには問題ないと思います。
ACアダプターは厚みがあるように感じましたが、片手に収まる大きさです。
バックライトキーボード搭載だから、暗い場所でも作業ができる
キーボードはバックライトつきです。消灯後の飛行機や夜行バスの中など、暗いところで作業をするときにも入力がしやすくなります。
インターフェースは不足気味なので、アダプターがあると心強い
Spectre 13はスリム化を実現したためか、その分周辺機器を接続するためのインターフェースがやや不足しています。
搭載しているのは、本体背面部分にUSB Type-Cポートが3つと、ヘッドフォン・マイク端子が1つあるだけです。USB Type-Cポートを通常のUSBポートに変換するアダプターが標準で1つ付属していますが、それだけでは足りないと思います。
USBメモリを挿してデータを移したり、LANケーブルをつないでネットにつないだり、仕事でプレゼンのためにHDMIケーブルに接続したりということもあります。そのためには、下の写真のようにUSB
Type-Cポートに接続して、USB3.0ポートやHDMIポート、有線LANポートなどが使用できるアダプターを用意することをおすすめします。
一般的にアダプターは手のひらに収まるくらいの小型のもので、数千円程度で購入できるものが多いです。他にもSDカードスロットを備えたものや、VGAポートを持つものなども販売されていますので、必要に応じて購入してみてください。
主な仕様の確認 ボディカラーの違いでキーボードの種類が変わる
HP Spectre 13の性能と仕様は以下のようになっています。
スタンダードモデル | パフォーマンスモデル | スタンダードモデル | パフォーマンスモデル | |
---|---|---|---|---|
OS | Windows 10 Pro | |||
カラー | セラミックホワイト | アッシュブラック | ||
CPU | Core i5 | Core i7 | Core i5 | Core i7 |
メモリ | 8GB | 16GB | 8GB | 16GB |
ストレージ | SSD 256GB | SSD 512GB | SSD 360GB | SSD 512GB |
キーボード | 日本語キーボード | 英語キーボード | ||
ディスプレイ | Full HD 光沢 IPS タッチ対応 13.3インチ |
|||
Office | 選択可 Office Home and Business Premium Office Personal Premium |
|||
重さ | 約1.11kg |
今回のレビューではCore i7、16GBメモリ、512GBのSSDを搭載したパフォーマンスモデルで、カラーはアッシュブラックのものを使用しました。パソコンの起動も速く、インターネットの閲覧や書類作成などもサクサクと動作してとても快適でした。
今回使用したノートPCのスペックは、一般的な使い方をするにはややオーバースペックだと思いますので、CPUがCore i5、メモリ8GBのスタンダードモデルを選ぶと高い性能を持ちながらも価格が抑えられて購入しやすくなります。
デザインなどのクリエイティブな仕事、プログラミングやゲームなどの負荷のかかる処理を行うような場合、とにかく高速なノートPCが良い場合などにはCore
i7、メモリ16GBを搭載したパフォーマンスモデルを選択してみてください。
ボディカラーの選択によって、キーボードの種類が変わることにご注意ください。
セラミックホワイトを選択すると日本語キーボード、アッシュブラックを選ぶと英語キーボードとなります。英語キーボードでは、英数字やローマ字による日本語入力は問題なく行えますが、記号キーの配置や日本語⇔英語切り替えなど異なる部分があります。
まとめ
HP Spectre 13はとても薄くて軽いノートパソコンです。初めて触ったときは、その薄さにびっくりしてしまいました。
さらに美しいデザインが施された本体にもとても惹きつけられました。上品な質感は使っていてとても楽しい気持ちにさせてくれます。
しかも性能が良いので、サクサク動いて仕事もはかどります。
性能が良く、薄くて軽く持ち運びに便利なノートパソコンですので、是非検討してみてはいかがでしょうか?
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