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持ち運び可能な14インチノートPC mouse X4-R5使用レビュー

2021-04-04

マウスコンピューターのmouse X4-R5は14インチのディスプレイを搭載し、約1.2kgの軽量なノートパソコンです。本体はA4サイズの大きさなので、カバンに入れて持ち運ぶことも簡単にできます。

CPUの性能が非常に高く、高速な動作が可能です。負荷のかかる作業や複数の作業を同時に行っても快適に動作します。メモリは8GBから最大で64GB、ストレージはSSDとなっていて最大で2TBまで搭載することができ、とても柔軟なカスタマイズができます。

しかも、価格は税込みで8万円台からとなっていて、購入しやすいのもうれしいポイントです。

今回、実際にmouse X4-R5を使ってみましたので、レビューをご紹介します。


詳細はこちら →  mouse X4-R5シリーズ (直販サイト)




このページの内容




 

14インチの広めの画面で作業ができ、軽くて持ち運びやすい


mouse X4-R5は重さが約1.2kgとなっていて、片手でも楽に持つことができるくらい軽量なノートパソコンです。PCを持って部屋から部屋へ移動することが簡単にできますので、とても使いやすいです。テレワークで仕事をしている人も多いと思いますが、自室で仕事をするだけでなく、気分によってリビングやダイニングで作業をすることも気軽にできます。




CPUはRyzen 5 4600H、メモリ8GB、SSD 256GBを搭載したモデルで実際に重さを計ってみたところ、約1.19kgでした。メーカーの公表値よりも少しだけ軽かったです。




サイズは14インチです。A4ノートと大きさを比べてみると、横幅がA4よりも少しだけ大きかったですが、ほぼA4サイズと思って良いでしょう。従来の14インチよりもコンパクトです。





軽量なノートPCだと13.3インチのものが多いですが、画面サイズが14インチになることで、文字が見やすくなって作業がしやすくなります。mouse X4-R5は、軽さと大きさ、作業のしやすさが、なかなか良いバランスで成り立っているように思います。

本体を真横から見ると、本体はスリムにできていることがわかります。




A4サイズの大きさで、スリムかつ軽量なので、カバンに入れて持ち運ぶことも問題ありません。持ち歩いても疲れにくいでしょう。




とても高い性能を持つRyzen HシリーズをCPUに搭載し、10万以内で購入できる


CPUにはAMD製のRyzen 5 4600Hが搭載されています。Ryzenシリーズは性能が高く、且つ安価に購入できるということで人気があります。
 



その中でも、このPCが搭載しているRyzen 5 4600Hはとても高い性能を持っていて、高速な処理が可能です。実際、CPUのベンチマーク(性能をスコア化したもの)を計測してみると、下のグラフのようにとても高い性能を持っていることがわかりました。

Ryzen 7 4700UやRyzen 5 4500Uなどを搭載したノートパソコンは、性能が高くて人気なのですが、Ryzen 5 4600Hはさらにそれを上回る性能の高さです。しかも、価格は税込みで8万円台からとなっていて、コストパフォーマンスが非常に良いです。




ちなみに、Ryzen 5 4600Hよりも高い性能を持っているRyzen 7 4800Hを搭載したノートパソコンとして、同じマウスコンピューターからmouse X5-R7という製品が販売されています。こちらは15.6インチのサイズのノートPCなのに約1.5kgと軽く、上のグラフにあるように最上位の性能を誇る性能を持った製品です。本サイトでも実際にレビューを行っていますので、もしよろしければご覧ください。


レビューはこちら → mouse X5-R7レビュー



 

ディスプレイ


ディスプレイのフレームが非常にスリムになっていて、画面いっぱいに使うことが可能です。見た目的にもかっこ良いです。

sRGBカバー率は64.5%で、それほど広い色域ではありませんが、自然な色合いで見やすいディスプレイです。色彩の正確さが重要になるクリエイティブな作業には向いていないかもしれませんが、ネットやメール、WordやExcelを使った作業などは問題なく行えます。




上や横からなど、正面以外から見ても問題なく表示されます。




タッチパネルではないので、指で画面に触って操作することはできません。







 

キーボード


キーボードは下のようになっています。テンキーは搭載されていませんが、一つ一つのキーの大きさも十分で、しっかりと使うことができます。




ALTキーとスペースキーの間には無変換キーがあることが多いのですが、このキーボードではスペースキーの右隣りに変換・無変換キーとして統合されています。カタカナに変換するときに無変換キーを使う人は、慣れが必要かもしれません。




Enterキーの周辺にあるキーが若干小さくなっているキーボードも多いですが、このPCのキーボードではそのようなこともなく、各キーの大きさが揃っていて使いやすいです。




キーを押したところです。キーを押したときの深さは約1.4mmとなります。





タッチパッドです。





バックライトにも対応しています。セミナー会場など、照明が落ちる場所で作業するときなどに重宝します。







 

周辺機器との接続に使うポート類


周辺機器の接続に必要なポート類は、以下のものが搭載されています。

・HDMIポート
・有線LANポート
・USB3.0ポート×2
・USB Type-Cポート×1 (Power Delivery対応)
・マイク・ヘッドフォンジャック


USBポートは一般的なUSB 3.0(Type-A)ポートが2つと、USB Type-Cポートが1つとなっています。USB機器を同時に接続するのも問題ないでしょう。

USB Type-CポートはPower Deliveryにも対応しています。今回、最大20Wのモバイルバッテリーを使ってみましたが、充電はできませんでした。モバイルバッテリーを使う場合は、電力量がもう少し大きなものが必要になりそうです。






有線LANポートが搭載されているので、インターネットへの接続も安心です。もちろん、Wi-Fiも使えますので必要に応じて使い分けると良いでしょう。特に、通信が切れては困るような場合やWi-Fiではスピードが出ない場合にLANケーブルを使うのがおすすめです。







プレゼンを行ったりモニターを追加したりできる


HDMIポートが搭載されているので、プレゼン発表を行ったり、モニターを追加して作業を行うことが簡単にできます。

HDMIポートは本体右側に搭載されていて、HDMIケーブルを直接挿すことができます。




実際に、PCの画面をモニターに映し出すことができました。




また、下の写真のように、PCの画面を拡張し、接続したモニターを新たな作業領域として使うことも可能です。2つのディスプレイで作業できるので、仕事がとてもはかどります。




テレワークで仕事をするときなど、2つのディスプレイで作業すると仕事が早く終わって時間を有効に活用することができます。





Windows 10 Proも選択可能でストレージの暗号化機能や仮想化技術を使える


OSはWindows 10 Home、またはWindows 10 Proを選択することができます。

一般的な用途であればWindows 10 Homeで全く問題ありません。

Windows 10 Proでは、Windows 10 Homeの機能に加えて、bitlockerと呼ばれるストレージの暗号化機能や、Hyper-Vという仮想化技術などの機能が使えるようになります。

bitlockerはストレージ全体を暗号化することができます。万が一パソコンが盗難されたり紛失してしまったりしてストレージを抜き出されても、暗号化されているためデータを読み出すことができません。セキュリティを高く保つことが可能になります。仕事のデータを保存していたりするなど、機密性の高い情報をたくさん扱う場合にはあると役に立つ機能です。

Hyper-Vはプログラミングを行う場合にあると便利な場合があります。VMwareなどの仮想マシンのようなもので、プログラムを書いて動かしたい場合に良く使われます。






セキュリティ


顔認証に対応したカメラが搭載されています。パスワードが不要になり、顔パスでログインできるようになります。顔を登録した本人だけしかログインできなくなるので、セキュリティを高めて使うことができます。仕事で使う大事なデータや、人に見られたくない情報などが保存されていても、他人に見られたり操作されたりする心配がなくなります。

顔認証に使われる情報は、非常に強固なセキュリティを持つTPMセキュリティチップ内に保存されますので安心です。

[顔認証に対応したカメラ]



指紋センサーは残念ながら搭載されていません。マスクをしていることも多いので、指紋センサーがあると便利だったのですが、人が集まるところで使う場合はパスワードでのログインが良いでしょう。

また、上で解説したように、OSにWindows 10 Proを選択するとbitlockerと呼ばれる暗号化機能が使えます。万が一内部のSSDやハードディスクが抜き取られても、暗号化されているのでデータを読み出すことができません。大事な情報を守ることができます。




 

ZoomやTeamsなどのビデオ会議ソフトを使ったテレワークにも対応可能


上で解説したように、ディスプレイ上部にはカメラとマイクが搭載されています。また、スピーカーも搭載されていますので、ZoomやTeamsなどのビデオ会議ソフトを使ったテレワークやリモート会議にも対応することができます。

CPUの性能は十分に高いですし、メモリは8GB~64GBまで選択できますので、ビデオ会議をしながら書類を作成したりするなど、複数の処理を実行することも可能で、しっかりと使うことができます。







静かに使える機能を搭載


ハイスペックなノートパソコンは、パソコン内部の熱が上昇しやすいため冷却ファンがよく回って動作音が大きくなるものが多いです。

しかし、mouse X4-R5では標準でControl Centerというアプリがインストールされていて、冷却ファンの回転数をコントロールできるようになっています。




通常は標準設定になっていますが、省エネモードにするとPC内部の熱の上昇を抑えることができ、ファンの回転が抑えられます。しかも、ファンの回転は3段階で調整可能です。

mouse X4-R5はネットやメール、Word、Excelを用いた書類作成などの低負荷な作業の時は静かに使えます。CPUに大きな負荷がかかると動作音は大きくなるのですが、一般的なノートPCと同じくらいの動作音です。ただ、人によっては静かに使いたいと思う人も多いと思いますので、もし、動作音を抑えて使いたい場合は、省エネモードに設定にしてみてください。動作音をかなり抑えることができます。





 

バッテリー駆動時間は約10時間


バッテリーの持続時間は最大約10時間となっています。半日程度くらいならACアダプターなしでも使えるでしょう。ただ、負荷のかかる処理をするなど、作業内容によっては、バッテリーの減りが早くなることがあります。

ACアダプターは小型サイズで、手のひらの半分程度とコンパクトになっています。ケーブルを含めても全体で232gとなっていて、とても軽量です。カバンに入れても問題なく持ち運べますので、外出先に持って行くのも問題ないでしょう。







 

主な仕様と選び方


マウスコンピューターのmouse X4-R5シリーズのスペックをご紹介します。なお、製品仕様・販売価格については変更となる可能性があることをご了解ください。

OS Windows 10 Home / Pro 
Sモード搭載モデルもあり
CPU Ryzen 5 4600H
メモリ 8GB / 16GB / 32GB / 64GB 
ストレージ SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB  
ディスプレイ フルHD
非光沢
解像度:1,920×1,080 
14インチ 
Office 選択可 
Office Home and Business
Office Personal
Office Professional  
重量 約1.2kg    



今回のレビューで使用したmouse X4-R5シリーズの主な仕様は以下の通りです。メーカーからの貸し出し機になります。

OS: Windows 10 Home
CPU: Ryzen 5 4600H
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 256GB



OSはWindows 10 Home、またはWindows 10 Proを選択することができます。一般的な用途であればWindows 10 Homeで問題ありません。

Windows 10 Proではストレージ全体を暗号化できるbitlockerという機能や、リモートデスクトップ、仮想化技術であるHyper-Vなどの機能を利用できます。これらの機能が必要であったり、仕事で必要ということであればWindows 10 Proを選択すると良いでしょう。

Windows 10 Sモードを搭載したモデルもあります。Sモードはセキュリティが高まる半面、Microsoftストアのアプリしかインストールできないなどの制限があります。Sモードは解除することができますので、使いづらいと思ったら解除するのも良いでしょう。ただし、一度解除すると元には戻せませんので、事前によく確認することをおすすめします。

CPUはRyzen 5 4600Hとなっています。上述した通り、非常に高い性能です。

メモリは8GBから最大で64GBまで搭載することができます。ストレージは高速に動作するSSDが搭載されています。サクサク快適に動作します。

文書作成に必要なMicrosoftのOfficeの有無もカスタマイズ画面で選択することができます。Office Personal、Office Home and Business、Office Professionalから選べます。Word、Excelのみで充分ならOffice Personal、PowerPointも必要なOffice Home and Businessを選択すると良いでしょう。メールソフトであるOutLookはどのバージョンにも含まれています。




ベンチマーク


CPUとSSD(ストレージ)の性能を測定しました。使用した製品のスペックについては、性能と仕様の確認の項をご参照ください。


まず、CPUです。Passmark10というソフトを使っています。スコアは14209となりました。非常に高いスコアで、性能が高くて人気のRyzen 7 4700Uと同等以上の性能です。非常に高速な動作が可能です。




続いてSSDのベンチマークです。スコアは15557となり、こちらも高いスコアです。データの読み書きが速く、高速な動作が可能です。







 

デザインのチェック


マウスコンピューターのmouse X4-R5の外観をチェックしてみましょう。

天板を閉じたところは下の写真のようになっています。マウスコンピューターのロゴが刻印されています。





本体はスリムにできています。




正面から見たところです。










キーボードです。




天板側から見たところです。










本体の各側面になります。










まとめ


mouse X4-R5は少し広めの14インチディスプレイを搭載し、1.2kgという持ち運びにも便利な軽いノートパソコンです。

しかも、Ryzen 5 4600Hという非常に性能の高いCPUを搭載し、高速な動作が可能です。メモリも8GBから最大で64GBまで搭載することができ、ハイスペックな構成にすることが可能です。サクサクと作業が進みそうですね。

8万円台の価格から購入することが可能ですので、ハイスペックで軽いノートPCが欲しい方は是非検討してみてください。

詳細はこちら →  mouse X4-R5シリーズ (直販サイト)




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