MacBook Pro Late 2016モデルのレビュー~さらに薄く軽量に進化
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MacBook Proの仕様・性能と価格
MacBook Proは2016年10月末に最新モデルが発売されました。13インチと15インチのモデルがラインナップされていて、性能がさらに高くなり、また薄く、そして軽量化され、持ち運びにさらに便利になりました。
以下に各モデルの仕様と性能をまとめています。
Macbook Pro 比較表
サイズ | 13インチ | 15インチ |
---|---|---|
Touch Bar Touch ID |
○ / - | ○ |
CPU | Core i5 / i7 | Core i7 |
メモリー | 8GB / 16GB | 16GB |
ストレージ | SSD 256GB / 512GB | SSD 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
無線LAN | ○ | |
有線LAN | - | |
光学ドライブ | - | |
グラフィックス | Intel Iris Graphics | Radeon Pro |
厚み | 1.49cm | 1.55cm |
重さ | 1.37kg | 1.83kg |
ディスプレイ | Retina | |
SDカードスロット | - | |
Thunderbolt 3 (USB-C)ポート |
4つ(Touch Bar搭載モデル) 2つ(Touch Bar非搭載モデル) |
4つ |
HDMI端子 | - | |
カラー | スペースグレー シルバー |
|
価格 | 148,800円~ (学割価格あり) |
258,800円~ (学割価格あり) |
Touch Bar、Touch IDというのは最新モデルから搭載された新機能です。通常パソコンのキーボードの一番上はファンクションキーが並んでいますが、新型Macbook
Proからはこれが廃止され、その代わりにTouch Barという使用しているアプリケーションの状態に応じて柔軟に表示が変わるBarが搭載されています(下の写真参照)。これを押すことで、簡単に目的の動作が行えるような仕組みになっています。
また、Touch IDというのは指紋センサーのことです。これまでのMacノートパソコンには指紋認証機能がありませんでしたが、最新機種から搭載されるようになりました。詳しくは下で説明していますのでご参照ください。
このTouch Bar/Touch IDが非搭載のモデルには、従来のファンクションキーが搭載されています。使用状態に応じて柔軟に変わることはなく、常に固定されたキー配列となります。このモデルが最新機種の中では価格が一番安くなります。
13インチは1.5kgを切り、15インチでも2kgを切る軽さ
Macbook Pro Late 2016最新モデルは、前モデルよりもさらに薄くて軽量化されています。
重さは13インチモデルが1.37kgで、15インチモデルが1.83kgです。特に15インチで2kgを切っているのは驚きです。WindowsのノートPCでも15インチで2kgを切るモデルはありません。広い画面で軽量なノートPCということであれば、Macbook
Proの15インチモデルはとても良い選択肢になりそうです。
下の写真は13インチモデルとA4ノートを比べているところです。Macbook Proの方がA4ノートよりも少しだけ大きい程度の大きさになります。カバンに入れて持ち運んでも全く違和感なく収まります。
高性能なノートPC 15インチはグラフィック機能が強化
CPUは13インチモデルがIntel Core i5もしくはCore i7が搭載され、15インチモデルはCore i7が搭載されています。メモリは13インチが8GBまたは16GB、15インチが16GB搭載されています。非常に高速に処理できます。
特に15インチのMacbook ProはRadeon Proが搭載されていてグラフィック機能が強化されています。高速なCore i7のCPUと16GBのメモリとあわせて、デザインやCG、画像・動画編集、ゲームなど高度なグラフィック処理をこなすことができます。
より高性能なMacbook Proを選択するのであれば、15インチモデルがおすすめです。
外観のチェック
見た目のチェックをしてみましょう。MacBook Proは非常に薄くてスッキリしたデザインです。以下で紹介するのはTouch Bar/Touch
ID搭載の13インチモデルで、カラーはスペースグレイになります。
天板を閉じたところです。
斜めから見たところです。
真横から見たところです。薄くてすっきりしています。
キーボードです。左右にスピーカーがついています。
キーボードを拡大したところです。表面に出ている部分は少ないのですが、打鍵感があり打ちやすいです。
タッチパッドです。非常に便利で、指一本で動かすと普通にマウスカーソルを移動させることができ、2本指で動かすとスクロール操作ができます。そして、スマホのようにピンチ操作ができます。ネットサーフィンをしていて文字の大きさを変えたいような場合、片手だけで簡単に実現できて便利です。マウスがなくてもこのタッチパッドだけでいろいろ操作できるので、作業スペースをあまりとることができない外出先で重宝しそうです。
右側面です。横から見るととても薄くてすっきりしているのがわかります。
Thunderbolt 3(USB-C)ポートが2つとヘッドフォンジャックが搭載されています。Touch Bar/Touch ID非搭載モデルはThunderbolt
3ポートがなくなり、ヘッドフォンジャックのみになります。
左側面です。電源、Thunderbolt 3(USB-C)ポートが2つ搭載されています。
手前部分です。
背面部です。
インターフェースの充実度~Thunderbolt3(USB-C)ポートの扱いをどうするか?
最新のMacbook ProにはHDMIポートや通常のUSBポートが搭載されなくなりました。そのかわり、Thunderbolt3(USB-C)ポートが搭載されています。
Thunderbolt3(USB-C)ポート1つで以下の機能を担うことができます。
・充電
・DisplayPort
・Thunderbolt(最大40Gbps)
・USB 3.1 Gen 2(最大10Gbps)
Thunderbolt3ポートは外部出力機能も持っているので、ケーブルをさせばプロジェクターやモニターなどの外部機器に出力することができます。
充電にも対応していて、最新のMacbook Proの電源ケーブルはThunderbolt3端子になっています。Touch Bar/Touch
ID搭載モデルであれば、Macbook Proの左右に2つずつThunderbolt3ポートがあるので、左右のどちらからでも電源をとることができます。コンセントの位置と電源の位置に対して柔軟に電源ケーブルを挿せるようになって便利です。
通常のUSBポートとも互換性があります。ただ、接続部分の形状が違うのでそのままでは挿入することはできません。アダプターを用いる必要があります。
Thunderbolt 3(USB-C)に対応した周辺機器は、通常のUSB対応の周辺機器と比べて数が少ないのが現状です。そのため、他の外部機器を直接接続する場合には考えないといけない場合も出てきます。そのためには、下の写真のようなアダプターを利用すると良いです。これは、Thunderbolt3(USB-C)ポートをUSB3ポートと有線LANに対応できるようにするためのアダプターです。
詳細はこちら Anker USB-C 3ポート USB3.0イーサネットアダプター付ハブ
セキュリティ~指紋認証、暗号化機能搭載で安全性を確保
最新のMacbook ProからはTouch IDという指紋センサーが搭載されるようになりました。下の写真のように、パソコンのロックを解除したり、ソフトのインストールで管理者の認証を行ったりできるなど、パスワードを入力する代わりに指紋認証で実行できます。
セキュリティを高めるだけでなく、パスワードの入力の手間が省けて便利です。勝手に他人にパソコンを操作される心配がありません。また、Apple Payで支払いをする場合やApp
Store、iTunesなどAppleが提供するサービスでアプリや音楽などのコンテンツを購入する際に、パスワードの代わりにも対応しているので、ネットショッピングで安心してお金の支払いをすることができるようになります。
また、Macbook ProではFileVaultという機能が搭載されていて、ディスク全体を暗号化することができます。万が一パソコンを置き忘れたり盗難にあったとしても、ディスクだけを取り出してデータを読まれる心配がなくなります。FileVaultは着脱式のドライブの暗号化にも対応しています。
ソフトウェアについて
写真管理ソフトや動画鑑賞用ソフト、音楽管理ソフトなどが最初からインストールされています。インターネット用のブラウザ、メールソフトももちろん最初から利用することができます。一般的な使いかたをするうえで特に問題になることはないでしょう。
Office(Word, Excel, PowerPoint)はもちろん問題なく使えます。Windowsとの互換性もほとんど問題ありません。外出先でWordで書類を作成するという使いかたができます。
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