軽量コンパクトで高速 Lenovo Ideapad 720Sレビュー
そして、性能もとても高く、最新のIntel製のCPUとメモリ8GBを搭載しているため、高速に動作します。外出先でもテキパキと動いてくれるので無駄な待ち時間が減ります。
アルミニウムでできたボディはとてもかっこよく、薄くてすっきりとしたデザインを持っているので、持っているだけで仕事ができそうな印象が漂います。性能面でもデザイン面でも非常に良いノートパソコンで、価格帯もリーズナブルです。
実際にIdeapad 720Sを使ってみましたので、レビューをご紹介します。
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このページの内容
重さ1.14kg、厚さ13.6mmの薄型軽量ノートPCだから、持ち運びも楽々
Lenovo Ideapad 720Sの本体重量はわずか1.14kgで、厚みは13.6mmとなっていて、とても薄くて軽いノートパソコンです。下の写真を見るとわかるように、とても薄いです。
手で持ってみると片手でも持ち上げることができます。下の写真でパソコンを持っているのは女性です。女性でも片手で簡単に持ち上げられるくらい軽かったです。
サイズはA4ノートとほぼ同じです。カバンに入れても書類やノートと違和感なく収まります。
実際にカバンに入れてみたところです。ボディが薄いのでスペースを取らずにすっきりと収まりました。1.14kgの軽さなので、持ち歩くのも全く問題ありませんでした。
快適に動作する高速性能
搭載しているCPUはIntel製第8世代の最新のもので、Core i5-8250UまたはCore i7-8550Uです。いずれも高い性能を持っています。
メモリは8GBで、十分な容量です。ストレージはPCIe接続のSSDを搭載しているため、高速なアクセスが可能です。SSDなので振動や衝撃にも強く、ノートパソコンを持ち運んでも壊れにくいです。
CPU、メモリ、ストレージの性能が非常に良いため、とても高速に動作し、快適に使うことができます。
実際、今回のレビューではCPU: Core i5-8250U、メモリ:8GB、ストレージ:SSD 256GBのものを使用したところ、パソコン本体やアプリケーションの起動がとても速かったです。さらに、インターネットの表示や文書作成などもとても快適に行えました。
外出先でも自宅でも快適に動作して、作業が快適に進むでしょう。
Macbook Airのようなスッキリとしたデザイン
ボディはアルミニウム製で、触った感じも剛性が感じられ、しっかりとした作りになっています。とても薄いノートパソコンなので、非常にすっきりとした印象があります。全体的にはMacbook
Airのような高級感のあるデザインに仕上がっています。それでいて、Macbook Airにはないような細かな気配りが感じられる部分が随所に見られます。
ディスプレイの周囲部分はアルミニウムがきれいに削られて光沢感があります。
エッジ部分にはダイヤモンドカットが施されています。
指紋センサー搭載でセキュリティもOK
ノートパソコンを外出先で使用する際にはセキュリティが気になりますが、Ideapad 720Sには指紋センサーが搭載されているので、セキュリティを高めることができます。
指紋認証を使えば他人に勝手に使われる危険性も大きく減ります。また、パスワードを入力する手間が省けるので、外出先でのわずかな時間でもさっとパソコンを使い始めることができます。
キーボード
キーボードは下の写真のようになっています。キーの大きさや配置間隔に特に大きな問題はありません。快適に入力することができました。キーを押したときの深さもありますので、打鍵感をしっかり感じながら入力することができます。
キーボードを拡大したところです。
Enterキーと「む」のキーがくっついています。Enterキーはよく使いますので、「む」のキーも同時に入力してしまわないか心配でしたが、試してみたことろそのようなことはありませんでした。Enterキーの大きさが十分ありますので、しっかりとEnterキーだけを押すことができました。
タッチパッドです。問題なく使うことができました。
バックライトも利用することができます。暗い場所で作業をすることがあっても、キーボードが見やすくなります。
狭額ベゼルのIPSフルHD液晶ディスプレイ
ディスプレイを取り囲む縁の部分は、一般的なノートパソコンと比べて狭くなっています。そのため、同じ13.3インチのノートパソコンと比較してもコンパクトになっています。また、ディスプレイ部分がすっきりとして見えるので、スタイリッシュな印象も受けます。
ディスプレイはIPS液晶で、フルHD(解像度は1920×1080)の画質があります。真正面からはもちろんのこと、違う角度から見ても見やすくなっています。
小型カメラ搭載 SkypeもOK
ディスプレイの額縁部分は狭くなっているのですが、しっかりと小型化されたカメラが搭載されています。これほど小さなカメラは初めて見ました。もちろん、しっかりと映りますので、Skypeを使ったビデオ会議やオンラインでのチャットなどにも問題なく使えます。
インターフェースはUSB3.0ポートが2つとUSB Type-Cポートが2つ 必要であればアダプターを用意
Ideapad 720Sに搭載されているインターフェースはUSB3.0ポートが2つと、USB Type-Cポートが2つとなっています。
USB3.0ポートが2つあるので、周辺機器との接続は問題ないでしょう。
ただ、HDMIポートやSDカードスロットは搭載されていません。有線LANポートはなく、インターネットにはWi-Fiで接続します。
USB Type-Cポートの1つがThunderbolt3に対応しているので、外部出力も行うことができます。プレゼンの時やモニターなどに映しながら作業する場合にはThuderbolt3対応のUSB
Type-Cポートに接続すればよいのですが、持ち運んだ先でケーブルがない場合も多いと思います。そのため、必要であればUSB Type-CポートをHDMIなどに変換するアダプターを準備しておくと安心です。
アダプターは下の写真のように、USBポートや有線LAN、HDMIポートなどがまとまっていて、パソコン本体のUSBポートに接続するだけで使用できるようになります。USB3.0(USB3.1)ポートやUSB
Type-Cポートに接続して使用するタイプのものが販売されています。手のひらサイズで100g以下のものなので、手軽に持ち運べます。値段は数千円程度からになります。
Ideapad 720SのUSB Type-Cポートに接続して使用しているところです。
バッテリー持続時間は最大12時間で十分な長さ
バッテリーの持続時間は最大で約12時間です。動画を見続けたり、負荷のかかる作業を連続して行う場合にはこれより短くなりますが、フルで充電しておけば文書作成やネット、メールをする分には、1日十分に使うことができます。
ACアダプターは下の写真のように、手のひらに収まるくらいの小型のもので軽量です。カバンに入れても問題なく持ち運べます。
機能を大幅に拡張するドッキングステーション
Ideapad 720Sは専用のドッキングステーションを利用することができます。
ドッキングステーションには有線LANポートやHDMIポート、USBポートなどが搭載されています。
自宅や会社などにおいておき、LANケーブルを接続してインターネットに接続したり、大画面モニターに接続して作業したりするというような使い方ができます。
さらに大きな特徴として、このドッキングステーションにはNVIDIA GeForce GTX 1050が搭載されていて、グラフィックス機能を大幅に強化してくれます。ゲームが快適にプレイできるだけでなく、画像や動画の編集作業、コンピューターグラフィックスなどのクリエイティブな作業が快適になります。
下の写真のようにノートPC本体のUSB Type-Cポートに接続するだけでよく、簡単に機能を拡張することができます。ドッキングステーションと接続するだけでパソコンに電源が供給されますので、ACアダプターを接続する必要がありません。
外出先にIdeapad 720Sを持ち歩いて使用し、自宅や会社などではドッキングステーションに接続して使用する、という使い方ができます。
ただ、価格が66,420円するので少し手が出にくいかもしれません。それでも、ゲームやクリエイティブな作業を快適にしてくれるのでとても魅力的です。ノートPCをよく持ち歩き、かつグラフィックス機能をよく使う人などは検討してみるとよいでしょう。
主な仕様と選び方
Lenovo Ideapad 720Sの性能と仕様は以下のようになっています。
OS | Windows 10 Home | |
---|---|---|
CPU | Core i5 | Core i7 |
メモリー | 8GB | |
ストレージ | SSD 256GB | SSD 512GB |
ディスプレイ | 13.3インチ Full HD IPS液晶(1920x1080) |
|
重さ | 1.14kg |
Lenovo Ideapad 720SはCPUがCore i5とCore i7の2つのモデルから選択することが可能です。メモリは8GBで共通で、ストレージはCPUにCore
i5を選択するとSSD 256GBとなり、Core i7を選択するとSSD 512GBとなります。
Core i5を搭載したモデルでも十分に高性能で、一般的な使い方であれば非常に快適に使用することができます。実際、今回のレビューでもCore
i5を搭載したモデルを使用しました。ネットやメール、文書作成など、非常に快適に使うことができました。
高度な使い方をしたりデータを大量に保存するのであれば、Core i7のモデルを選択すればよいでしょう。
Core i5、Core i7それぞれのモデルで、Microsoft Office Home and Business Premiumを選択することができます。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteが含まれていますので、ビジネス用途にも問題なく使えます。
外観のチェック
Lenovo Ideapad 720Sの外観をチェックしてみましょう。
天板を閉じたところです。薄くてすっきりとした仕上がりになっています。
前側から見たところです。
まとめ
Lenovo Ideapad 720Sはとても薄くて軽く、持ち運びにとても便利なノートパソコンでした。しかも、性能がとても高いので外出先で使用しても無駄な時間を作ることなく、快適に作業ができます。
アルミニウムでできたボディはMacbook Airのようなスタイリッシュなデザインになっていて、仕事ができる人というような印象を持ってもらえそうです。カフェなどで使ってもバッチリ決まりそうです。
性能的にもデザイン的にも良いノートパソコンだと感じました。しかも、この性能と機能で10万円前後で購入できるので、とてもリーズナブルです。
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