10万円以下で購入可 レノボIdeapad S540(14,AMD) レビュー
CPUにRyzenを搭載し、メモリは8GB、高速に動作するSSD、映りの良いIPS液晶を搭載しています。周辺機器との接続もほぼ問題なく、USB機器の接続やHDMIポートを使ったプレゼン、SDカードの管理も大丈夫です。
そして、5万円台の価格のモデルから購入することができ、非常にリーズナブルでコストパフォーマンスが高いノートパソコンとなっています。
実際にIdeapad S540(14, AMD)を使ってみましたので、レビューをご紹介します。
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このページの内容
高性能で低価格だからコストパフォーマンスが高い
ノートパソコンではIntel製のCore iシリーズ(Core i5、Core i7など)のCPUを搭載した製品が多いですが、Lenovo Ideapad
S540(14,AMD)ではAMD製のRyzenシリーズ(Ryzen 5、Ryzen 7など)を搭載しています。
下の表に各CPUの性能をグラフ化しています。Ryzenシリーズの性能をIntel製の対応するCPUと比較してみると、実はRyzenの方がCore
iシリーズのものよりも性能は高いです。たとえば、Core i5-8265UとRyzen 5 3500Uを比べてみると、Ryzen 5 3500Uの方が約16%性能が高いです。それでいて、価格面では安くなるので、とてもコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
どんな場面にもなじみやすいスタイリッシュなデザイン
Lenovo Ideapad S540(14,AMD)は本体カラーがシルバーとなっています。アルミニウムの質感を活かしたスリムでスタイリッシュなデザインなので、プライベートで使うのはもちろんのこと、ビジネスの場面でも使いやすそうです。
天板にはLenovoのロゴが小さくあるだけで、とてもシンプルです。ロゴが抑えめになっていると使いやすいですね。
本体は厚みが抑えられていてスリムです。
ディスプレイを開いて真横から見ると、薄くてとてもかっこいいです。
ディスプレイ周りのフレームは細くなっていてモダンなデザインです。ライトグレーのキーが搭載されたキーボードは、本体カラーともマッチしています。
ディスプレイは水平に開きます。
スリムで軽く、気軽に持ち運べる
ディスプレイを閉じて本体を真横から見ると、スリムになっていることがわかります。

重さは実測で約1.39kgでした。カタログには約1.5kg(平均値)と記載されていましたが、それよりも軽くなっていました。片手でも簡単に持つことができます。
14インチのサイズで、A4ノートよりも少しだけ大きいです。ディスプレイのフレームが細くなっているので、本体もコンパクトになっています。
実際に筆者が普段使っているビジネス用のカバンに入れてみました。薄くできているので、カバンにスッキリ入ってスペースにも余裕があります。A4ノートと変わらないので、ほかの資料と一緒に入れてもかさばりません。
自宅やオフィス内で場所を変えて使うということが簡単にできるノートパソコンです。カバンに入れてもスッキリ入りますし、軽くできているので外に持ち運んで使うのも大丈夫です。カフェなどで使ったり、出張で持って行ったりするなども大丈夫です。
指紋センサー搭載で高いセキュリティと簡単ログインを実現
外出先などに持ち運んで使う場合にはセキュリティが心配になりますが、Ideapad S540(14, AMD)には指紋センサーが搭載されていて、他人が勝手にパソコンを使うことを防止することができます。
また、パスワードを入力する代わりに指先をタッチするだけでログインすることができますので、とても操作が楽になります。外出時は無駄に使える時間があまりないことも多いので、ワンタッチでログインできるのは時間短縮につながり便利です。パスワードを誰かに盗み見られる心配もありません。
キーボード
キーボードの全体像は以下の写真のようになります。左右の両端にあるのはスピーカーになります。
キーは下側が丸みを帯びた形をしていていて、ソフトな雰囲気を感じます。キーの大きさは特に問題はなく、指もしっかりとキーをとらえることができて入力しやすいです。
Enterキーとその左隣のキーがくっついているなど、気になる部分はありますが、実際にタイピングしてみても問題なく入力できました。
キー同士の間隔やキーの深さなど、特に問題ありません。
タッチパッドです。タッチパッドの縁にあたる部分は、光の反射具合によって美しく輝きます。ささやかな工夫がされています。
バックライトも利用することができます。セミナー会場などで照明が落ちるような暗い場所で作業をすることがあっても、キーボードが見やすくなります。
鮮やかで映りの良いIPS液晶ディスプレイ
ディスプレイはIPS液晶が搭載されています。映りが良くて、鮮やかな表示が可能です。特に、角度を変えてディスプレイを見ても、色彩やコントラストの変化がなく綺麗に見えます。
また、フレーム幅が細くなっていて、洗練された印象も感じさせます。画面が広く使えるだけでなく、本体サイズもコンパクトになります。
カメラシャッターを搭載し、プライバシーを守る
ディスプレイ上部にはカメラが搭載されています。何となくカメラが自分の方に向けられていると撮影されているようで落ち着かないという人や、カメラに付箋を貼って映らないようにしている人も多いのではないかと思います。Ideapad
S540(14, AMD)にはカメラシャッターが搭載されていて、カメラのすぐ上にあるレバーをスライドさせると、レンズにフィルターをかけることができます。こうすることによって撮影ができないようにすることができます。
Skypeなどのカメラ機能を使うアプリを間違って起動した状態で使ってしまったり、カメラを乗っ取るウイルスに感染したような場合でも、カメラを通して丸見えになってしまうことを防ぐことができます。
周辺機器との接続に必要なインターフェースは問題なし
周辺機器との接続に必要なインターフェースは、良く使われるものが搭載されています。USBポートは2種類で合計3つあり、USB機器との接続は問題ないです。HDMIポートも搭載しているので、ビジネスでプレゼンを行う場合や自宅でパソコンの画面をTVに映し出して使うような場合でも問題なく対応できます。
SDカードスロットはフルサイズのものに対応しています。micro SDカードはアダプターに挿してこのスロットに差し込めば読み書きできます。デジカメやスマホ、ドライブレコーダーなど、幅広く対応できて便利です。
バッテリー持続時間は最大10時間
バッテリー持続時間は最大で約10時間です。15~6時間あれば良かったのですが、10時間もあれば一日ACアダプターなしでも作業ができるでしょう。
ACアダプターを持ち歩く場合でも、手のひらに収まる小型サイズで197gと軽量です。コードもかさばりませんので、カバンに入れてすっきりと持ち運ぶことができます。
主な仕様と選び方
Lenovo Ideapad S540(14, AMD)の性能と仕様を確認してみましょう。
OS | Windows 10 Home |
---|---|
CPU | Ryzen 5 3500U Ryzen 7 3700U |
メモリー | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB / 512GB |
ディスプレイ | 14インチ Full HD IPS液晶(1920x1080) 光沢なし |
グラフィックス | AMD Radeon Vega 8 AMD Radeon RX Vega 10 |
重さ | 1.5kg |
今回のレビューで使用したLenovo Ideapad S540(14, AMD) の仕様は以下の通りです。
OS:Windows 10 Home
CPU: Ryzen 5 3500U
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 256GB
OSはWindows 10 Homeとなります。Windows 10 Proは選ぶことができません。そのため、リモートデスクトップやbitlockerによるストレージの暗号化はできません。
CPUはRyzen 5またはRyzen 7を選ぶことができます。メモリは8GBとなります。4GBや16GBのものを選択することはできません。一般的な使用であれば、Ryzen
5を選択しておけば大丈夫です。Intel製のCPUであるCore i5やCore i7を搭載したモデルよりも高性能になります。余裕があればRyzen
7を選択してみてください。
Microsoft Office Home and Businessを搭載したモデルを選択することができます。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteが含まれていますので、ビジネス用途にも問題なく使えます。
まとめ
Lenovo Ideapad S540(14, AMD)は14インチで、持ち運びに便利な軽いノートパソコンです。CPUにRyzen、メモリ8GB、そしてストレージにSSDを搭載していて、5万円台から購入可能ということで、とてもコストパフォーマンスが高いです。
映りの良いIPS液晶を搭載していますし、周辺機器との接続も問題ありません。とても良いノートパソコンだと思いました。
非常にお買い得なノートパソコンだと思いますので、是非検討してみてください。
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